056.祇園界隈のおしろいとびん付け油のかおり

公式引用

 祇園界隈の、特に、花見小路から新橋にかけて500mの範囲では、舞妓、芸妓が歩くときに華やかなおしろいとびん付け油の香りが漂い、古都の風景に彩りを添える。江戸時代から続く花街には大勢の観光客が訪れ、舞妓、芸妓の文字通り「花」を楽しんでいる。

 祇園新橋地区は「伝統的建造物保存地区」に指定されている。また、祇園甲部歌舞練場、弥栄会館などで古典芸能の保全・伝承に取り組んでいる。

到達記録

 平成24年06月05日、平成31年02月07日他、何度か訪問しました。

 京都市祇園新橋地区は、元治02年(西暦1865年)の京都大火の後に再建された建築物が多く並んでおり、重要伝統的建造物群保存地区【京都市祇園新橋】に選ばれています。

 切妻(きりづま)造の屋根、桟瓦葺(さんかわらぶき)、平入玄関の二階建の建物が並んでおり、二階は座敷となって正面に縁を張り出して「すだれ」を掛けているのが特徴的です。

 茶屋町らしく芸妓さんや舞妓さんが歩いていることも。最近では浴衣姿の観光客も多いです。おしろい(白粉)は、顔を色白に見せる化粧品で、びん付け油は、髪の毛を結いセッティングするためのものです。

 江戸時代から続く花街である花見小路から新橋あたりで、本件を達成するため、芸妓さん舞妓さんのすれ違いざまにクンカクンカするのはどう見ても変態で、心のハードルが高かったと言えます。やったけどな。

 かおり風景100選【祇園界隈のおしろいとびん付け油のかおり】

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