055.古窯信楽の登り窯

公式引用

 日本六古窯の一つに数えられる信楽焼は、742年に聖武天皇が紫香楽(現在の信楽町)に遷都された際に瓦が焼かれたのが原点とも言われている。それを今に伝える「登り窯・穴窯」から立ちのぼる煙のかおりは、その歴史と文化を彷彿とさせる。

 町内には、その歴史に触れることのできる県立陶芸の森、信楽伝統産業会館などの施設がある。

到達記録

 平成22年10月19日、平成25年05月21日、令和02年09月29日他、何度か訪問しました。

 信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器です。

 日本六古窯(にほんろっこよう)の一つに数えられています。特に狸の置物が有名ですね。現地では体験コーナーやお土産屋さんも沢山あり、お手軽価格の陶器も多いです。

 日本六古窯は、古来の陶磁器窯のうち、現在まで生産が続く代表的な6つの窯(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称です。

 信楽の狸の置物は、昭和26年の昭和天皇の信楽行幸にて、日の丸の旗を持たせた狸を並べて奉迎したのがキッカケなのだとか。昭和天皇は喜ばれ、その報道が全国の注目を浴びたそう。意外と新しい歴史なんですね。

 県立陶芸の森では、登り窯が復元整備されています。

 かおり風景100選【古窯信楽の登り窯】

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