大和七福八宝・御朱印めぐり 
大神神社(おおみわじんじゃ)

1.三輪明神

 大神神社は、奈良県桜井市三輪1422にある神社です。通称、三輪大社です。

 主祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。

 三輪山を神体山とする神社で三輪明神と呼ばれていたそうな。明治時代に大神神社と改称されました。本殿を持たない古神道の神社です。


二十二社
【大神神社】
平成24年02月11日

大和国一宮
【大神神社】
平成24年02月11日

大和七福八宝
【三輪明神】
平成25年04月28日

神仏霊場21番札所
【大神神社】
平成25年12月23日
十無量山(とむりょうさん)小房観音(おふさかんのん)

2.恵比須天

 小房観音は、奈良県橿原市小房町6-22にある高野山真言宗の別格本山寺院です。

 本尊は十一面観世音菩薩。

 小房観音では、夏に約2,500個の風鈴が吊るされる「風鈴まつり」が開催されます。現場では恵比寿、御朱印は恵比須となっています。


【小房観音】
風鈴まつり
平成24年08月12日

大和十三佛霊場8番札所
【小房観音】
平成24年08月12日

現地
恵比寿の表記
平成25年04月28日

大和七福八宝
【恵比須天】
平成25年04月28日
豊山(ぶざん)長谷寺(はせでら)

国宝
【本堂(礼堂)】
平成23年11月23日

長谷寺
【大黒天】
平成25年03月03日

神仏霊場35番札所
【長谷寺】
平成26年11月05日

3.大黒天

 長谷寺は、奈良県桜井市初瀬731-1にある真言宗豊山派の総本山寺院です。

 本尊は十一面観世音菩薩。

 長谷寺は、登廊(のぼりろう)と呼ばれる仁王門から本堂へと続く、屋根付きの長い階段が見事ですが、参拝者が多くて撮影チャンスは少ないです。


西国三十三所観音霊場8番札所
【長谷寺】
平成23年11月23日

真言宗十八本山16番札所
【長谷寺】
平成25年03月03日

大和七福八宝
【大黒天】
平成25年03月03日
信貴山(しらぎさん)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)

【朝護孫子寺】
福寅
平成24年07月22日

【朝護孫子寺】
日本一大きなお地蔵さん
平成24年07月22日

【朝護孫子寺】
多宝塔
平成24年07月22日

【朝護孫子寺】
本堂
平成24年07月22日

4.毘沙門天

 朝護孫子寺は、奈良県生駒郡平群町大字信貴山2280-1にある信貴山真言宗の総本山寺院です。

 本尊は毘沙門天(多聞天)。

 醍醐天皇(第60代陛下)が病気平癒を祈願したところ、全快したことで、朝廟安穏、護国豊饒、孫子長久を祈願する寺として「朝護孫子寺」の勅号を与えました。


真言宗十八本山14番札所
【朝護孫子寺】
平成24年07月22日

大和十三佛霊場11番札所
【朝護孫子寺・玉蔵院】
平成24年07月22日

大和七福八宝
【毘沙門天】
平成25年05月26日

神仏霊場30番札所
【朝護孫子寺】
平成26年10月08日
安倍山(あべさん)安倍文殊院(あべもんじゅいん)

【安倍文殊院】
本堂
平成24年08月12日

【安倍文殊院】
山門
平成24年08月12日

【安倍文殊院】
金閣浮御堂
平成25年04月28日

5.弁財天

 安倍文殊院は、奈良県桜井市阿部645にある華厳宗の寺院です。

 本尊は文殊菩薩。

 安倍文殊院は、大化元年(西暦645年)に、安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ/阿倍内麻呂)によって、安倍氏の氏寺として創建されました。


大和十三佛霊場3番札所
【安倍文殊院】
平成24年08月12日

日本三文殊
【安倍文殊院】
平成24年08月12日

大和七福八宝
【弁財天】
平成25年04月28日

神仏霊場34番札所
【安倍文殊院】
平成25年12月23日
談山神社(たんざんじんじゃ)

6.福禄寿神

 談山神社は、奈良県桜井市多武峰319にある神社です。

 主祭神は藤原鎌足公(談山大明神・談山権現)。

 談山神社は、多武峰(とうのみね)に鎮座する神社で、中臣鎌足(なかとみ の かまたり/藤原鎌足)と中大兄皇子(なかのおおえのおうじ/後の天智天皇)が、大化の改新の談合を行った場所として知られています。


国の重要文化財
【談山神社・総社本殿】
平成26年10月08日

大和七福八宝
【福禄寿神】
平成25年04月28日

神仏霊場37番札所
【談山神社】
平成26年10月08日

先人を祭る神社
【談山神社】
平成26年10月08日
霊禅山(れいぜんざん)久米寺(くめでら)


【久米寺・本堂】
平成25年02月11日

7.寿老神

 久米寺は、奈良県橿原市久米町502にある真言宗御室派の別格本山寺院です。

 本尊は薬師瑠璃光如来。

 久米寺は、飛鳥時代、聖徳太子の弟である来目皇子(くめのみこ)によって創建されたと伝えられています。


国の重要文化財
【久米寺・多宝塔】
平成25年02月11日

大和七福八宝
【寿老神】
平成25年05月26日

西国四十九薬師霊場7番札所
【久米寺】
平成25年05月26日

仏塔古寺十八尊霊場9番札所
【久米寺・多宝塔】
平成25年12月23日
二上山(にじょうざん)當麻寺(たいまでら)中之坊(なかのぼう)

新西国三十三観音霊場11番札所
【當麻寺】
平成24年08月12日

大和三名園
【當麻寺・中之坊・香藕園】
平成26年10月08日

国宝
【當麻寺・三重塔】
平成25年05月26日

大和七福八宝
【布袋尊】
平成25年05月26日

8.布袋尊

 當麻寺(当麻寺)は、奈良県葛城市當麻1263にある高野山真言宗と浄土宗で運営している寺院です。

 本尊は當麻曼荼羅(真言宗)/曼陀羅(浄土宗)。

 當麻寺は、真言宗と浄土宗が共存しており、中之坊や西南院は真言宗、奥之院や護念院は浄土宗に属しています。當麻寺全体を統括する住職も、2つの宗派の塔頭から持ち回りで務めています。


大和十三佛霊場6番札所
【當麻寺・中之坊】
平成24年08月12日

法然上人二十五霊場9番札所
【當麻寺・奥之院】
平成26年10月08日

神仏霊場32番札所
【當麻寺】
平成26年10月08日

仏塔古寺十八尊霊場8番札所
【當麻寺・西南院・三重塔】
平成26年10月08日
 大和七福八宝・参拝達成 

満願

 大和七福八宝は、大和国の有名寺院が集まった七福神と大和国一宮である大神神社(三輪大社)を周る巡礼コースです。

 私は平成25年03月03日に長谷寺で出会いました。平成25年05月26日に満願となりました。

 現在、各加盟している各社寺において専用の法印帳が無料で配られています。その気になれば一日で巡礼出来るお手軽コースですね。

 七福神・御朱印めぐり 

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 南都七大寺・御朱印めぐり 

前書

 南都七大寺(なんとしちだいじ)は、奈良時代に平城京(南都)の周辺に存在していた朝廷の保護を受けた7つの大寺を指します。

 元慶03年(西暦879年)10月に清和上皇が行った大和国(奈良県)の名山巡礼以降、貴族による南都諸寺への巡拝が盛行したと言われています。

 扶桑略記(ふそうりゃくき)なる古書に延長04年(西暦926年)12月09日付で「七大寺、東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺」と記載があるそうです。但し、扶桑略記は寛治08年(西暦1094年)以降の編纂らしく、当時における168年間の時差は、どこまで正確性を担保しているかはわかりません。

東大寺(とうだいじ)

国の史跡
【東大寺旧境内】
令和02年07月21日

国宝
【銅造盧舎那仏坐像】
令和02年07月21日

1.東大寺

 東大寺は、奈良県奈良市雑司町406-1にある華厳宗の大本山寺院です。

 本尊は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)。

 東大寺は、奈良時代に聖武天皇の発願によりの総国分寺として建立されました。


神仏霊場14番札所
【東大寺】
平成26年05月28日

大仏めぐり
【奈良大仏】
平成24年07月08日

南都七大寺
【東大寺】
平成26年05月28日

法然上人二十五霊場11番札所
【東大寺・指図堂】
平成26年10月08日
興福寺(こうふくじ)

国の重要文化財
【興福寺・南円堂】
平成23年11月23日

古都奈良の文化財
【興福寺】
平成24年07月08日

国宝
【興福寺・東金堂】
平成26年05月28日

国宝
【興福寺・五重塔】
平成26年05月28日

2.興福寺

 興福寺は、奈良県奈良市登大路町48にある法相宗の大本山寺院です。

 本尊は釈迦如来。

 興福寺は、藤原氏の氏寺として建立され、藤原氏の繁栄とともに寺勢を拡大した古都・奈良を代表する寺院です。


西国三十三所観音霊場9番札所
【興福寺・南円堂】
平成23年11月23日

南都七大寺
【興福寺】
平成25年05月19日

西国四十九薬師霊場4番札所
【興福寺・東金堂】
平成26年05月28日

神仏霊場16番札所
【興福寺】
平成26年05月28日
元興寺(がんごうじ)

3.元興寺

 元興寺は、奈良県奈良市中院町11にある真言律宗の寺院です。

 本尊は智光曼荼羅。

 元興寺は、奈良時代には南都七大寺の一つに数えられ隆盛しましたが、平安時代以降、衰退と分裂をしていきました。平成30年(西暦2018年)09月08日に神仏霊場に追加されました。


古都奈良の文化財
【元興寺】
平成24年07月08日

南都七大寺
【元興寺】
平成24年07月08日

国の史跡
【元興寺極楽坊境内】
平成24年07月08日

西国四十九薬師霊場5番札所
【元興寺】
平成26年05月28日
大安寺(だいあんじ)

4.大安寺

 大安寺は、奈良県奈良市大安寺2-18-1にある高野山真言宗の別格本山寺院です。

 本尊は十一面観世音菩薩。

 大安寺は「癌封じの寺」として知られています。時代の流れの中で現在はコンパクトな境内となっています。


大安寺

平成24年07月22日

大和十三佛霊場13番札所
【大安寺】
平成24年07月22日

南都七大寺
【大安寺】
平成25年05月26日

神仏霊場17番札所
【大安寺】
平成26年01月22日
勝宝山(しょうほうざん)西大寺(さいだいじ)

5.西大寺

 西大寺は、奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5にある真言律宗の総本山寺院です。

 本尊は釈迦如来。

 西大寺は、奈良時代の創建とされており、東大寺に対する西の寺として、国家鎮護の役割を担いました。


真言宗十八本山15番札所
【西大寺】
平成24年07月08日

大和十三佛霊場2番札所
【西大寺】
平成24年07月08日

南都七大寺
【西大寺】
平成25年12月10日

神仏霊場23番札所
【西大寺】
平成25年12月10日
薬師寺(やくしじ)

人と自然が織りなす日本の風景百選
【薬師寺のある奈良西の京】
令和07年01月19日

南都七大寺
【薬師寺】
令和07年01月19日

6.薬師寺

 薬師寺は、奈良県奈良市西ノ京町457にある法相宗の大本山寺院です。

 本尊は薬師三尊(薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩)。

 薬師寺は、天武天皇09年(西暦680年)に、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して、飛鳥の藤原京に薬師寺の建立をしたのが始まりとされています。


国宝
【薬師寺・東塔】
平成24年05月15日

神仏霊場25番札所
【薬師寺】
平成25年12月10日

西国四十九薬師霊場1番札所
【薬師寺】
平成25年12月10日

東海四十九薬師霊場特別札所
【薬師寺】
令和07年01月19日
法隆寺(ほうりゅうじ)

人と自然が織りなす日本の風景百選
【斑鳩の里・法隆寺のある風景】
令和07年01月19日

国宝
【法隆寺・中門】
令和07年01月19日

7.法隆寺

 法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1にある聖徳宗の総本山寺院です。

 本尊は釈迦如来。

 法隆寺は、世界最古の木造建築群として知られる金堂、五重塔、中門、回廊があります。


国の史跡
【法隆寺旧境内】
平成25年05月26日

南都七大寺
【法隆寺】
平成25年05月26日

神仏霊場26番札所
【法隆寺】
平成26年01月22日

新・日本街路樹100景
【法隆寺参道】
令和元年08月16日

唐招提寺(とうしょうだいじ)

南都七大寺
【唐招提寺】
平成24年05月15日

8.唐招提寺

 唐招提寺は、奈良県奈良市五条町13-46にある律宗の総本山寺院です。

 本尊は毘盧遮那仏。

 唐招提寺は、唐の国から来た僧侶・鑑真和上(がんじんわじょう)が戒律を学ぶ人々のための道場として創建しました。


神仏霊場24番札所
【唐招提寺】
平成25年12月10日
 南都七大寺・参拝達成 

満願

 平成23年11月23日にスタートし、平成24年07月22日にゴールしました。世界文化遺産に登録されている大寺ばかりで見ごたえがありました。

 南都七大寺には幾つかの説が有り、最有力なのが扶桑略記にある東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺の七寺です。次点の説が、法隆寺は斑鳩町に位置し他の七大寺と比較して遠隔にある為、法隆寺を除いて唐招提寺を七大寺にしている説です。今回は、南都八大寺として周りました。

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