060.法善寺の線香

公式引用

 苔むして独特の雰囲気をもつ水掛け不動には、いつも線香の煙が絶えず、立ちこめた線香のかおりが、小料理屋、居酒屋などが軒を連ねる横丁にも漂っている。1637(寛永14)年創建の法善寺は空襲で本堂を焼失したが、戦後、西向不動明王(水掛け不動)と金比羅堂が再建された。

 大阪ミナミの土地柄もあり、商売繁盛祈願の参拝者がいつも絶えない。また、昔ながらの浪速情緒漂う法善寺横丁に訪れる者は多い。

到達記録

 平成24年07月08日、令和元年12月09日他、何度か訪問しました。

 法善寺(ほうぜんじ)は、大大阪府大阪市中央区難波1-2-16にある浄土宗の寺院です。

 本尊は阿弥陀如来ですが、全身が苔に覆われた水掛不動尊(みずかけふどうそん)が人気の寺院です。

 元々は京都府宇治市(当時の山城国宇治郡)にあった寺院が、寛永14年(西暦1637年)に、当地に移転してきました。昭和20年の大阪空襲でも不動尊を除いて総て焼失している悲しい歴史もあります。

 現地では、公式引用の通り、参拝客が絶えない地元の方々の信仰の厚い寺院でした。

 かおり風景100選【法善寺の線香】

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