092.河浦崎津天主堂と海

公式引用

 崎津天主堂を中心に港町が栄え、海のかおりが漂う。天主堂の周りには物静かで教会の鐘の音も聞こえる。港フェスティバル等も開催される。

到達記録

 平成27年01月03日、平成30年12月29日他、何度か訪問しました。

 ア津天主堂(さきつてんしゅどう)は、熊本県天草市河浦町ア津539にある教会です。

 「ア津」と「崎津」の二通りの表現がありますが、「ア津」が本来の表記のようです。ただ100選の中でも「かおり風景100選」では、環境省のHPでも「崎津」となっています。

 タイトルに「ア津」を使うと文字化けするので文脈の中でのみ「ア津」を使用して、タイトルでは敢えて「崎津」としてあります。

 江戸時代のキリスト禁教時代に「絵踏み」が行われていた庄屋役宅跡に、昭和09年(西暦1934年)、鉄川与助(てつかわ よすけ)さんがフランス人宣教師・ハルブ神父の指導の下、建築されたものです。

 この鉄川与助さんという人は、長崎の五島列島でも数々の教会を再建されており、昭和時代初期の教会建築では名の知られた人です。

 堂内は無料で参観することが出来ます。畳敷きになっているのが印象的です。現地の周辺は、少し寂しいと感じるほど小さな漁村です。

 近年、世界文化遺産【長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産】の構成要件に登録されました。その他、かおり風景100選【河浦崎津天主堂と海】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【ア津天主堂】日本の渚100選【キリシタンの里ア津】と100選との相性は良いポイントです。

 かおり風景100選【河浦崎津天主堂と海】

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