076.萩城下町夏みかんの花

公式引用

 明治維新後、禄を失った武士達の経済救済のために植裁されたことが始まりで城下町全体が夏みかん畑に変貌。現在でも、開花時の5月には、萩中に夏みかんの花のかおりが漂う。

 特に土塀からのぞく夏みかんは、訪れた人々を感動させ、維新のかおりを感じさせる。市民も誇りを持って、維持・保存に努めている。「伝統的建造物群保存地区」を指定し、景観保全事業を進めている。

到達記録

 平成23年03月30日、平成24年06月02日、平成29年05月04日、平成29年05月17日他、何度か訪問しました。

 日本100名城【萩城】の城下町として発展してきた萩では、毎年05月上旬〜中旬頃に、白い「みかんの花」を咲かせます。

 重要伝統的建造物群保存地区【萩市堀内地区】【萩市平安古地区】などでは、武家屋敷の土塀越しに夏蜜柑の木が顔を出しています。

 これらは、明治維新によって収入を失った士族たちを救うために、夏蜜柑の栽培を促進した経緯があります。

 平成29年05月04日の再訪時は少し早かったようで、平成29年05月17日に再訪し、花もしっかり見ることが出来ました。これにて制覇!

 夏蜜柑は、5月に花が咲き、1年後には果実が食べ頃となり、収穫できるようになります。なので、白いみかんの花と、黄色く染まった果実を同時に見ることが出来ます。

 大正時代から昭和時代初期にかけて夏蜜柑は、【萩市浜崎】の港を通して出荷され人気を博しました。

 かおり風景100選【萩城下町夏みかんの花】

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