054.井波の木彫りの音

公式引用

 井波は信仰と木彫りの里。朝の5時、瑞泉寺の鐘が響きわたる頃から、町のあちこちで「トントン」、「コツコツ」と木槌を打つ音、ノミで木を刻む音が聞こえてくる。その音と木の香りのある景観づくりに取り組んでいる。

到達記録

 平成24年05月08日、令和元年08月13日他、何度か訪問しました。

 井波彫刻(いなみちょうこく)は、富山県南砺市井波地区で生産される木彫工芸品です。

 集落の中心にある瑞泉寺が宝暦12年(西暦1763年)の火災で焼失したことで、再建のために京都本願寺の御用彫刻士・前川三四郎が井波に派遣され、4名の地元大工にその技を伝えたことが、井波彫刻の始まりとなりました。

 現地では、観光地としては少し寂しいポイントにも感じましたが、その分、静かな空間の中、「トントン」、「コツコツ」と音風景を楽しむことが出来ました。

 残したい日本の音風景100選【井波の木彫りの音】

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