066.ならの墨づくり

公式引用

 墨造りは、にかわと松煙、油煙などの煤を練り合わせ、香料を加え、型に入れて乾燥させる。この地域での墨の生産は、長い歴史を有する伝統産業で、全国シェアの約90%占めている。

 墨の販売している店先や作業場から1年通して、墨独特の心安らぐ香りが漂う。また、世界遺産である古都奈良の歴史的文化遺産が数多く隣接している。奈良市では、奈良の歴史的町並みを保全し、住民主導の行政支援型まちづくりを支援している。

到達記録

 平成24年02月08日、平成24年03月23日、令和06年10月30日他、何度か訪問しました。

 奈良の墨は、奈良市の寺院などで作られてきた伝統文化、伝統産業です。

 奈良の墨は、毎年10月中旬から翌年4月下旬までの寒期に行なっているそうです。墨づくりのシェアは全国で90%にも至るのだとか。

 室町時代中期には、世界文化遺産【古都奈良の文化財】の構成要素になっている興福寺で「油煙墨(ゆえんぼく)」が初めて作られたのだとか。

 令和06年10月30日訪問時は、錦光園(きんこうえん)さんを訪ねました。墨づくりをされており、観光向けの体験や講習をされています。丁度、外国人観光客相手に講習されていました。

 かおり風景100選【ならの墨づくり】

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