102.勝山館

スタンプ設置場所

 勝山館跡ガイダンス施設(4月第4土曜日〜11月第2日曜日/月曜日が休館日)。

 上ノ国町教育委員会(勝山館跡ガイダンス施設が冬季休館日の時)

到達記録

 平成30年06月29日に訪問しました。

 勝山館(かつやまだて)は、北海道上ノ国町勝山にある夷王山(いおうざん)中腹に広がる館跡です。

 勝山館は、寛正03年(西暦1462年)頃、武田氏出身の蠣崎信広(かきざき のぶひろ)が築城したとされています。

 発掘調査では数多くの住居や出土遺物のほか、アイヌが使用した骨角器や和人墓と隣接したアイヌ墓が発掘されていることから、勝山館では、敵対的ではない形で本土出身者とアイヌ人が混住していたのではないかと考えられています。

 蠣崎信広(かきざき のぶひろ/武田信広)は、松前藩の祖とされています。息子の蠣崎光広(かきざき みつひろ)の時代、永正11年(西暦1514年)に松前の徳山館に本拠を移転して以降は、勝山館は副城扱いとなり、「和喜の館」と呼ばれていました。

 【上之国館跡 花沢館跡 洲崎館跡 勝山館跡】として国の史跡に、また北海道遺産【上ノ国の中世の館(たて)】として登録されています。

 続・日本100名城【上ノ国勝山館】日本名城百選【勝山館】

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