073.外泊の石垣

公式引用

 外泊の石垣は、台風や冬の強い北西の季節風から家屋を守るために明治時代初期に建築された。先人の知恵と汗が染み込んだ石垣は、急峻な土地に整然と区画され、それは家々の軒に達するほど見事に積み上げられている。また、家の海側に面した部分には、「遠見窓」と呼ばれる小窓が設けられ、漁港からの出船入船を見守っていた。石垣の群れが織り成す景観は、古き良き時代の漁村の面影が刻まれ、今も一種独特の雰囲気を醸し出している。

 ※県指定「文化の里」

到達記録

 平成25年12月31日、平成30年05月22日他、何度か訪問しました。

 外泊(そとどまり)の石垣は、愛媛県南宇和郡愛南町にある石垣です。

 約50軒ほどの小さな集落ですが、台風や冬の強い季節風から集落を守るために石垣が整備されています。

 現地は、長い年月をかけた努力が伺える風景です。ここまでの石垣を整備してまで自分たちの集落を守りたかったんでしょうね。まるで城郭のように立派な石垣で守られた集落でした。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【外泊の石垣】

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