024.高森灯台

公式引用

 式根島の北側、小浜港の西側、東京電力発電所のすぐ脇の小高い山に、1年中灯をともしている灯台がある。

 これは、島の老婆が自分の私財を投じて作り上げた尊い灯であり、島の漁師の安全と島の沖をとおる漁船の安全を願ってこの灯台を作りあげた。この灯台を作りあげたのが、宮川タンさんで灯台を高森灯台という。

 (中略)灯台作りにはいろいろ反対意見もあったが、周囲の人の力添えにより着工、山を切り拓き、道を作り、好意で寄付していただいた尊い石は大勢の孫たちが荷上げし、100段以上の石段を積み上げることができた。

 当時タンさんは75歳で、完成までに5年の月日を費やした。それから91歳に他界する2、3年前まで4日も休まず灯台の灯を灯し続け、その後は家族の人たちによって続けられた。

 タンさんの島の人々を想う熱い心は、現在でも式根島の人々の心の中に暖かい一筋の灯をともし続けられている。

到達記録

 未訪問です。

 新島村の中でも更に離島にある為、ハードルはとても高いです。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【高森灯台】

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