022.大内宿の自然用水

公式引用

 旧会津西街道の両脇を流れる用水路の水の音。山からの自然水を取り入れた生活用水として、江戸時代から使われ、今も大内宿の人々の生活を支えている。

到達記録

 平成22年11月30日、平成24年10月11日他、何度か訪問しました。

 下郷町大内宿(おおうちじゅく)地区は、福島県南会津郡下郷町大内にある伝統的建造物群保存地区です。

 大内宿では、「半農半宿」という農業と下野街道の宿場業との兼業で生き残った山村です。街道沿いに整然と並ぶ茅葺屋根の家々が大変美しく重要伝統的建造物群保存地区【下郷町大内宿】に選ばれています。

 明治19年(西暦1886年)に、宿場内の旧街道中央を流れていた用水路を2つに分けて両側に移し、街道の道幅を広げたのが現在の形となっています。

 この用水路は、大内峠側の山々から湧出た自然水を取り入れ、生活用水として活用されてきました。現在でも大内宿では飲料水や野菜などを冷やす為に利用されています。

 民宿やお土産屋さんの他に、お蕎麦屋さんが多く、ネギを箸代わりにして食べる風習があります。

 残したい日本の音風景100選【大内宿の自然用水】

[前]を見る [次]を見る

[日本の音風景100選]に戻る

[全国百選めぐり]に戻る

[トップページ]に戻る