013.宮城野のスズムシ

公式引用

 秋の夜、岩切城跡の茂み、与兵衛沼や大堤の周辺では、スズムシの鳴き声がよく聞こえる。宮城野のスズムシは七振り鳴くと言われ、古来より親しまれてきた。「宮城野の音」として守る取組がある。

到達記録

 平成24年09月14日他、何度か訪問しました。

 宮城野(みやぎの)は、宮城県仙台市宮城野区にある【広瀬川】周辺の平野です。

 宮城野は、古来より鈴虫で知られており、江戸時代には、仙台藩主・伊達家から将軍家へ鈴虫が献上された記録が残っているそうです。昭和46年に、鈴虫を仙台市の虫に制定しています。

 宮城野の鈴虫は、「七振り鳴く」と言われており、ある種ブランド化していた事が伺えます。一般的な鈴虫は「り〜ん」*3〜5と鳴きますが、宮城野の鈴虫は「り〜ん」*7と鳴くのだとか。

 現在は仙台市内で野生のスズムシの姿を見ることは難しいとのことで、「すずむしの里づくり実行委員会」が主体で展示している場所を狙っています。

 残したい日本の音風景100選【宮城野のスズムシ】

[前]を見る [次]を見る

[日本の音風景100選]に戻る

[全国百選めぐり]に戻る

[トップページ]に戻る