下郷町大内宿

到達記録

 平成22年11月30日、平成24年10月11日他、何度か訪問しました。

 下郷町大内宿(おおうちじゅく)地区は、福島県南会津郡下郷町大内にある伝統的建造物群保存地区です。

 大内宿は、下野街道(しもつけかいどう/江戸時代に会津若松城下から下野今市に至る全長130km余りの街道)にある主要な宿場町として整備されました。下野街道は、陸奥では「南山通り」、坂東では「会津西街道」とも呼ばれていました。

 大内宿は、会津と江戸を結ぶ最短道の街道宿場として発展しましたが、明治17年(西暦1884年)に会津三方道路のひとつとして、現在の国道121号が別ルートで開通したことから幹線道路からはずれ、山間部に取り残された農村として現在に至っています。

 現地では、民宿やお土産屋さんの他に、お蕎麦屋さんが多く、ネギを箸代わりにして食べる風習があります。観光地として見事に生き残りに成功しているように思える重伝建です。

 集落の中を流れる用水は、大内峠側の山々から湧出た自然水を取り入れており、残したい日本の音風景100選【大内宿の自然用水】に選ばれています。

 重要伝統的建造物群保存地区【下郷町大内宿】

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