068.出羽島の漁業史記念物
公式引用 | |
大正3年11月19日、海部郡牟岐町出羽島山村組の大正丸(24トン)が、室戸岬から20海里の地点にカツオが良く釣れる魚沚(現在の土佐碆)を発見した。この発見により当時の出羽島は、豊漁で浜はカツオでいっぱいになり、鰹節の工場ができるほど活気にあふれた。この魚沚には、発見後広く、高知、和歌山、三重、静岡の各県からつめかけ、日本におけるカツオ一本釣りの好漁場となっている。昭和8年に出羽島の人々及び徳島県遠洋出漁団組合は、発見者山村雪太郎の功績を称え、感謝の心を込めて、出羽島港口の正面に山村雪太郎君功績の碑を建設した。 |
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到達記録(阿波沚発見者功績の碑) | |
平成26年04月30日に訪問しました。 出羽島は、人口200人ほどの島で、釣り人以外あまり観光客も訪れない島のようでした。島中に天草(てんぐさ)が干されていて、漁業と天草が主な産業のようです。 牟岐港から約3.7kmの距離にあり、定期船・大生丸(おいけまる)にて約15分ほど揺られて上陸できます。出羽島の守り神、出羽神社にお参りしてから島を巡りました。阿波沚発見者功績の碑は容易に発見出来ました。 地元住民のおばちゃん、おばあちゃんが語尾に「〜じょ」を付けるのが印象的でした。出羽島は、重要伝統的建造物群保存地区【牟岐町出羽島】にも選ばれています。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【出羽島の漁業史記念物】。 |
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公式引用 | |
出羽島の港口にある大波止「石積みの防波堤」は、明治4年頃、官費と住民負担半々で築造され、幾多の風波にも耐え、現在も出羽島の島民の生活を守り続けており、防災上また、歴史的にも貴重な建造物である。 |
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到達記録(石積みの防波堤) | |
平成26年04月30日、訪問しました。 石積みの防波堤は、船で入港する際に通り抜けるので上陸と共に発見に至ります。 石積みの防波堤は、明治04年頃、官民折半の予算で築造した防波堤です。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【出羽島の漁業史記念物】。 |
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