019.銚子漁業開拓の歴史(川口神社/千人塚/外川漁村)

公式引用

 川口神社は、利根川の流れと銚子漁港の出船入船を望む川口町の高台にある。

 銚子大漁節にも「九つとせこの浦守る川口の明神御利益あらわせる この大漁船」と唄われているように、海難事故の多かった銚子において、当神社は古くから船主をはじめ漁業関係者の守り神としての信仰が厚く、拠り所となっている。

 神社の石段の途中には、網にかかり死んだ海亀を葬った亀の墓がある。

到達記録(川口神社)

 平成24年10月22日、平成30年08月15日他、何度か訪問しました。

 川口神社は、千葉県銚子市川口町2丁目6378番にある寛和02年(西暦986年)の創建と伝わる古社で、旧社格は村社。

 下から眺めると、よし!行くか、と軽く気合を入れて登る高台にある神社です。逆に戻る際には、利根川と太平洋のぶつかる姿が見えます。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【銚子漁業開拓の歴史】

公式引用

 銚子の河口は、船頭たちの間では、阿波の鳴門、伊良湖渡合と並び日本の海の三大難所とされ、海難事故が多く発生し、「銚子の川口てんでんしのぎ」ということわざがある。

 これは、川口付近を航行するときは他の船のことはかまって居られず、それぞれ自分の船の安全だけで精一杯だという意味。

 千人塚は、こうした遭難した乗組員の御霊を祀った場所で、1706年に観音像が建立されたもをはじめ、地蔵や供養塔がある。

到達記録(千人塚)

 平成24年10月22日、平成30年08月15日他、何度か訪問しました。

 千人塚は、千葉県銚子市川口町2丁目6426-3にある埋葬地です。

 千人塚の上には、昭和35年(西暦1960年)に「海難漁民慰霊塔」が建立されました。

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