011.根岬はしご虎舞と黒崎神社

公式引用

 黒崎神社は、平安時代末期の承安2年(1172年)に造られ、はるか洋上でも社が見えることから、洋上からの海上安全と大漁の祈願がされ、古くから漁民の厚い信仰を集めている。

 また、社の中にある木製の懸仏は、室町時代に源綱継(広田城主)が黒崎神社に百日間参籠し、天地長久、現世安穏などを祈願し供養したもので、大きさも直径50cm、厚さ3.2cm、台座幅は13cmと大型で大変貴重なものである。

 黒崎神社の祭事として4年に1度の旧暦の9月10日に、傾斜角度50度の角度で立てられた長さ20mのはしごの最高部にて踊るという「はしご虎舞」が、豊漁と悪魔退散を祈願して舞として奉納されている。

到達記録

 平成30年07月10日他、何度か訪問しました。

 黒崎神社(くろさきじんじゃ)は、岩手県陸前高田市広田町字黒崎10番にある神社です。

 黒崎神社の例大祭は、4年に1度の開催で、8つの地区で構成されており、各地区ごとに奉納演目があります。その代表格が根岬(ねさき)地区の高さ20mの梯子の上で舞う「梯子虎舞(はしごとらまい)」です。

 梯子虎舞は、約200年以上続く伝統祭事です。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【根岬はしご虎舞と黒崎神社】

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