五條市五條新町

到達記録

 平成24年05月05日、令和元年06月24日他、何度か訪問しました。

 五條市五條新町地区は、奈良県五條市五條新町にある伝統的建造物群保存地区です。

 五條市五條新町地区という名称ですが、「五條」にある「新町」地区ではなく、「五條」と「新町」の2つの集落をセット認定しているパターンとなります。

 五條は、五つの街道が交差する場所として、古くから交通の要衝とされ、寛永年間(西暦1624年〜1644年)に伝馬所(てんましょ)、寛政07年(西暦1795年)に代官所が設置されるなどの記録が残っています。

 新町は、慶長13年(西暦1608年)に松倉重政(まつくら しげまさ)が築いた二見城の城下町として整備された地区です。

 この五條と新町を繋ぐルートが紀州街道にもなっており、商人町、宿場町として発展しました。重伝建の範囲としては、吉野川(紀ノ川)沿い東西に長細く指定されています。

 江戸時代初期に成立した町割りを良く残しており、江戸時代の重厚な町家が多く建ち並ぶ密度の高い町並みを形成している地区です。

 重要伝統的建造物群保存地区【五條市五條新町】

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