017.帆びき船
公式引用 | |
帆びき網漁業は、風力を利用してワカサギやシラウオを漁獲する霞ヶ浦北浦独特の漁法である。 現かすみがうら市で生まれた故折本良平氏によって明治13年に考案され、昭和40年頃まで操業が行われたが、操船技術の難しさや風がないと出漁できない等の難点をカバーするために導入された動力船を用いたトロール漁業に替わり、その姿を消した。 しかし、霞ヶ浦北浦の歴史を知る上できわめて重要な文化遺産であることから、昭和46年に観光帆引き船として復活した。現在、定期運行のほか、産業祭などの各種イベント時に、幅10数メートルの白い帆を湖面に広げ、勇壮な姿を披露している。霞ヶ浦北浦の漁業の歴史を知る上で重要な文化遺産であるとともに、霞ヶ浦北浦の広報・宣伝の役割と観光資源としての活用も行われている。 |
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到達記録 | |
平成24年10月18日他、何度か訪問しました。 帆びき船は、茨城県の霞ヶ浦で明治〜昭和の時代に活躍した網漁法、船舶です。 現在は、観光帆びき船のみの操業となり、霞ヶ浦に面する行方市、土浦市、かすみがうら市の3市が操業しています。 観光帆びき船は、例年07月下旬から10月中下旬の土・日・祝などを中心に実施されていますが、3市それぞれ営業日時が違うので注意が必要です。また帆引き船ではなく随伴船に乗っての写真撮影となっているので勘違い注意です。 年に一度、3市の帆引き船が湖上に集結するのだとか。それ見てみたいな。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【帆びき船】。 |
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