269.北陸遠征その10:宿根木に行こう!


 平成27年08月13日08時からスタートです。


 事前に調べたときは満車になっていてフェリーの予約できなかったので、直接訪問してキャンセル待ちで乗船する予定です。


 キャンセル待ち2番手でした。これなら余裕で乗れる!


 朝食は立ち食い蕎麦です。ご馳走様です。


 二度目の佐渡島ですが、以前来たときより船が新しくなっているような…。


 座っていると揺れを殆ど感じなく快適でした。それでも少し酔っちゃった。

 二時間半で佐渡島・小木港に到着です。


 佐渡国一宮【度津神社】を参拝です。

 度津神社(わたつじんじゃ)は、新潟県佐渡市飯岡550-4にある神社です。

 度津神社は、文明02年(西暦1470年)に羽茂川の洪水により社地や社殿、古文書などが流失したため、詳しい由緒は失われていますが、延喜式神名帳記載の佐渡国9社の式内社のうち、筆頭として記載されています。

 これで私の諸国一宮巡礼も、備前国元一宮の安仁神社(あにじんじゃ)、隠岐島の2社、屋久島の多禰国一宮・益救神社(やくじんじゃ)を残すのみとなりました。


 旅の安全を祈願したところで御神籤を引いてみました。

 私は大吉、連れは末吉でした。ふっ。


 御朱印を頂きます。


 佐渡国小木民俗博物館にある千石船(せんごくぶね)です。


 千石船は江戸時代に活躍した大型の木造帆船・弁才船(べざいせん)の俗称・通称です。

 由来は単純明快です。江戸時代後期になると、弁才船は米千石を積載できる大型船が主流となったことからです。


 千石船の船尾です。

 扇風機は回っていますが、汗がダラダラ垂れて来ます。


 やはり江戸時代の人は小さかったんだな。

 常に屈んだ状態で移動は大変です。


 全長30mほどの規模のこの船で15人乗りだとか。


 1石(=約1000合で人一人が1年間で消費する米の量とされています)は、約150kgなので1,000石積める千石船の積載重量は150tになります。


 この博物館は、戦前の木造建築の小学校跡を利用して造られています。


 歴史を感じる看板がかけられています。


 私が歩くとミシミシと音を立てます(笑)。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【佐渡の伝統風景】&重要伝統的建造物群保存地区【佐渡市宿根木】を訪ねます。


 佐渡市宿根木(しゅくねぎ)地区は、佐渡島の最南端にある集落で、北前船の寄港地として発展した港町です。

 佐渡市宿根木地区は、北前船の西廻り航路の寄港地として発展した港町です。西廻り航路が全盛期の江戸時代後期から明治時代初期、船大工によって作られた当時の面影を色濃く残す町並みが保全されています。


 ちょっと卑猥な解説板です。


 ○に石の軒下飾りのある家です。


 佐渡八十八ヶ所霊場86番札所【称光寺】を参拝です。

 称光寺(しょうこうじ)は、新潟県佐渡市宿根木407番地にある時宗の寺院です。

 称光寺は、寺伝によると、貞和05年(西暦1349年)に佐渡で最初に開基された時宗の寺院とされています。宿根木の全戸を檀家にしているのだそうな。


 佐渡八十八霊場の札所なので寺務所(奥にあった民家)に声をかけてみましたが、佐渡八十八霊場の専用御朱印帳はこちらにはないとのことでした。

 1番札所でしか買えないのかな?


 宿根木を後にして西に向かいます。

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