255.秩父遠征その2:秩父三十四観音霊場【前編】
平成27年05月04日です。 |
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秩父三十四観音霊場1番札所【四萬部寺】を参拝です。 四萬部寺(しまぶじ)は、埼玉県秩父市栃谷418にある曹洞宗の寺院です。 四萬部寺は、伝承によると、寛弘04年(西暦1007年)の創建と伝わります。長享02年(西暦1488年)の秩父札所番付では24番札所でしたが、江戸時代になって江戸からの巡礼者が増えたため、アクセスの良さから1番札所へと変更されたと伝わります。 |
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秩父巡礼は、午前8時から納経時間になるのですが、1番札所に到着したのは9時25分です。 毎日補充されているのかはわかりませんが、既に納経帳が幾つか減っていました。大判の御朱印帳が無くなっていました。皆さん気合入ってますね。こちらで私たちも納経帳を購入します。 住職さんも手馴れたもので色々と情報を頂きました。羊山公園の「芝桜」で一番渋滞する時期だとか。 どの道、京都から遠征している私たちには、明日にしても明後日にしても「芝桜」シーズンなので一緒ですね。今回は順打ちでめぐっていきます。 |
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秩父三十四観音霊場2番札所【真福寺】を参拝です。 真福寺(しんぷくじ)は、埼玉県秩父市山田3095にある曹洞宗の寺院です。 真福寺は、伝承によれば、大棚禅師によって開かれたとされています。真福寺は無住となっており、山の麓にある光明寺で御朱印を頂きます。昔から無人のようでしっかり説明されています。 |
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2番札所【真福寺】の御朱印を頂ける光明寺(こうみょうじ)です。 |
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秩父三十四観音霊場3番札所【常泉寺】を参拝です。 常泉寺(じょうせんじ)は、埼玉県秩父市山田1392にある曹洞宗の寺院です。 常泉寺の観音堂は、明治03年(西暦1870年)に秩父神社境内から移築されたもと薬師堂です。境内に湧く井戸水は、かつて観音様のお告げにより住職の病が治ったという伝説から「長命水」と呼ばれ、万病に効くと伝えられています。 |
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秩父三十四観音霊場4番札所【金昌寺】を参拝です。 金昌寺(きんしょうじ)は、埼玉県秩父市山田1803にある曹洞宗の寺院です。 金昌寺は、朱塗りの立派な二階建ての仁王門が印象的な寺院で、門の柱には、仁王像にあやかった健脚祈願の大きなわらじが奉納されています。境内には1,300余体の石仏が祀られています。 |
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秩父三十四観音霊場5番札所【語歌堂】を参拝です。 語歌堂(ごかどう)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6086にある臨済宗南禅寺派の寺院です。 語歌堂は、満開の藤棚が出迎えてくれて、境内中を甘い香りが漂っています。御朱印を頂ける長興寺(ちょうこうじ)は数分歩いた所です。 |
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5番札所【語歌堂】の御朱印を頂ける長興寺です。 長興寺にも藤がありましたが、猫ちゃんの臭いの方が強かったです。飼われているはずなのに野性味溢れる猫ちゃんの臭いの方が強かったです。 |
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秩父三十四観音霊場6番札所【卜雲寺】を参拝です。 卜雲寺(ぼくうんじ)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1430にある曹洞宗の寺院です。 卜雲寺の本尊は、秩父札所開創時に武甲山(ぶこうさん)山頂の蔵王権現から、荻野堂(おぎのどう)に移されたものであることから、別称・荻野堂とも呼ばれています。山姥(やまうば)の歯が寺宝となっています。 5番札所【語歌堂】からは7番札所【法長寺】をスルーする形で6番札所【卜雲寺】に向かう形となります。軽く乱打ちしたくなる気持ちを抑えて順打ちを続けます。 この辺りで先行されていた巡礼者に追いつき始めます。特段急いで周ってるわけではないですが、渋滞回避の為、カーナビに誘導されていない道を選んでいるので追いついたのでしょう。 |
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秩父三十四観音霊場7番札所【法長寺】を参拝です。 法長寺(ほうちょうじ)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1508にある曹洞宗の寺院です。 6番札所【卜雲寺】から戻ってくる形になります。駐車場がとても広く安心です。 |
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真っ白なツツジが満開でした。 法長寺の本堂は、江戸時代の教養人・平賀源内(ひらが げんない/土用の丑の日にウナギを食べる風習を発案した人)が設計した秩父札所随一の大伽藍とされています。別称・牛伏堂(うしぶせどう)とも呼称されています。 |
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秩父三十四観音霊場8番札所【西善寺】を参拝です。 西善寺(さいぜんじ)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬598にある臨済宗南禅寺派の寺院です。 |
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西善寺は、寺伝によると、文暦元年(西暦1234年)の創建と伝わります。樹齢約600年とされるコミネカエデの大木が印象的な寺院です。 コミネカエデが正式名称で、コミネモミジが愛称とのこと。青々しい新緑が美しいです。紅葉のシーズンも見てみたいですね。 |
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西善寺の門前に広がる麦畑の手前に咲く菖蒲(だと思う)です。 ここから9番札所【明智寺】に移動するのも裏道を利用します。主要道路は渋滞が凄かったです。恐らくここで当日の巡礼の先頭に立ったと思います。別に急いでいるわけではありませんが。その後は一部の寺院を除いて巡礼者を見かけなくなりました。 |
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秩父三十四観音霊場9番札所【明智寺】を参拝です。 明智寺(あけちじ)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬2160にある臨済宗南禅寺派の寺院です。 明智寺は、寺伝によると、建久02年(西暦1191年)に明智禅師の開創と伝えられています。境内の観音堂は、明治16年(西暦1883年)に落雷で焼失した後、長らく仮堂でしたが、平成02年(せ1990年)に朱塗りの六角堂形式で本格的に再建されました。 |
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見事なツツジが咲き誇っていました。 |
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これは何ていう花かな? 巡礼中、甘い香りで誘う花々と至る所で出会えるこのシーズンを選んで良かったと思います。 |
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秩父三十四観音霊場10番札所【大慈寺】を参拝です。 大慈寺(だいじじ)は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬5151にある曹洞宗の寺院です。 大慈寺は、寺伝によると、延徳02年(西暦1490年)の創建と伝わります。びんずるさんがいたので、頭をなでなでしました。 |
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秩父三十四観音霊場11番札所【常楽寺】を参拝です。 常楽寺(じょうらくじ)は、埼玉県秩父市熊木43-28にある曹洞宗の寺院です。 常楽寺は、明治初期までは秩父地域で唯一の天台宗の寺院であった名残から、天台宗中興の祖とされる元三大師が祀られています。明治11年(西暦1878年)の秩父大火で全焼し、その後再建されました。 |
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桜並木を抜けて、白い藤が出迎えてくれます。 私たちが到着したのは11時40分頃でセーフでしたが、書置きがあり、12時から13時は納経対応されていないようです。 自転車巡礼などの場合、納経対応されていない時間帯に当たりそうですね。1時間の納経待ちはスケジュール狂いそうです。 |
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秩父三十四観音霊場12番札所【野坂寺】を参拝です。 野坂寺(のさかじ)は、埼玉県秩父市野坂町2-12-25にある臨済宗南禅寺派の寺院です。 |
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野坂寺では、享保年間(西暦1716〜1735年)に建立された重厚な山門が秩父大火を免れ現存しています。花の寺とも呼ばれる寺院で、とても立派な藤棚を中心に花木が多く植えられています。 こちらは納経所の前にある藤棚です。 |
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納経所の逆側にも立派な藤棚があります。 今回の巡礼で一番立派だったかも。日本のかおり風景100選に選ばれていてもおかしくないレベルですね。 |
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秩父三十四観音霊場13番札所【慈眼寺】を参拝です。 慈眼寺(じげんじ)は、埼玉県秩父市東町26-7にある曹洞宗の寺院です。 慈眼寺は、寺伝によると、文明18年(西暦1486年)の開山と伝わります。明治11年(西暦1878年)の秩父大火で焼失し、明治34年(西暦1901年)に再建されました。 |
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秩父の寺院は藤棚が流行っているのでしょうか。至る所で見かけます。 慈眼寺は、秩父鉄道・御花畑駅の近くにあり、芝桜の丘を目指す人たちが溢れかえった道路を抜けなければなりませんでした。慈眼寺を参拝した直後、小雨が降り始めました。 |
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秩父三十四観音霊場14番札所【今宮坊】を参拝です。 今宮坊(いまみやぼう)は、埼玉県秩父市中町25-12にある臨済宗南禅寺派の寺院です。 今宮坊は、寺伝によると、大宝年間(西暦701〜704年)に修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)によって開かれたと伝わります。神仏習合の時代は、今宮神社(八大権現社)の別当寺院だったと伝わります。 雨が止むまでこちらの駐車場でサンドウィッチで昼食です。すぐに止んでくれて助かりました。 |
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秩父三十四観音霊場15番札所【少林寺】を参拝です。 少林寺(しょうりんじ)は、埼玉県秩父市番場町7-9にある臨済宗建長寺派の寺院です。 明治11年の秩父大火で消失した歴史を教訓に、本堂が白漆喰塗りの耐火構造で土蔵造りです。 |
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少林寺は、明治11年(西暦1878年)の秩父大火で焼失した歴史を教訓に、本堂(観音堂)が火災に強い白漆喰(しっくい)塗りの耐火構造で土蔵造りになっています。 色とりどりの牡丹が広がっています。 |
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