171.九州遠征その5:対馬に上陸!【後編】


 平成24年05月31日です。

 対馬の最北端まで来ました。わずか50km弱の距離の先には、朝鮮半島があります。

 平日の木曜日に訪問したにも関わらず、観光客が多く盛況だなぁと思っていたのですが…私の耳に入ってくる言葉は総てハングル語でした。バスガイドさんも片言でした。


 ここまでハングルばかりだと思っていなかったのでショッキングでした。・・・日本海はちゃんと日本海と表記されていてホッっとしました。

 私は民族差別は一切しない主義ですが、ここまで領土問題のある敵性国家からの観光客に頼らないと経済が成り立たない国境の島・対馬の将来に不安を覚えました。


 日本の渚100選【三宇田浜】の近くにある温泉施設「渚の湯」を利用しました。ふ〜すっきりした。


 シーズンではないので観光客は少なかったのですが、三宇田浜でも日本語が聞こえませんでした。やべーな対馬。もっと日本人観光客を呼び込む営業をかけないと。

 その後、比田勝港(ひたかつこう)からの船チケットを予約します。29,700円也。次はレンタカーにしよう…!


 帰路を確保してから、空腹を満たしたくて徘徊して目に入った寿司屋さん「三楽寿し」に入店です。

 対馬は海に囲まれてるし海産物食べようかなと安直に考えたわけですけど、名物とんちゃん定食とあったので、釣られて注文しました。

 みたまんま豚肉メインの定食ですけど、味噌汁や酢の物、漬物も美味しくてちゃんとした店でした。美味しかったです。


 食後、残った時間を使って日本一の銀杏とされている「琴の銀杏」を見てきました。あれ?確か青森にも日本一の銀杏を称する銀杏があったような・・・。


 ここいらで撤収です。フェリー「げんかい」に乗り込み、九州本土へと戻ります。乗り込む際、地元の警察官に職質を受けました。

 彼の話だと、中国人や朝鮮人が密入国していることが多いのだとか。やっぱり国境の島ですね〜。


 壱岐と対馬のお土産を紹介します。あいも変わらず酒が大好きな私でございます。

 壱岐の酒は、麦焼酎です。16世紀頃、中国の蒸留方法が伝わり、麦を使った独特の焼酎が誕生しました。日本の麦焼酎発祥の地として知られています。


 対馬の酒は、大正08年創業にして、島唯一の酒蔵河内酒造しかありません。メインブランドの白嶽(しらたけ)は、職場の社長への土産としました。


 今回は初めての壱岐・対馬の旅でした。一の宮巡拝・御朱印の旅も順調に進んでいます。


 航行中にトラブルがあったようで予定より随分遅めの到着となり21時過ぎに九州本土に戻ってきました。

 小腹が空いていたので、博多ほくと亭に立ち寄りました。福岡県から佐賀県に抜ける国道263号線沿いにある立地の良さから何度か利用しています。閉店間近の入店でした。店員さんごめんね!

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