018.久保田城

到達記録

 平成20年07月27日、平成23年05月26日、令和02年08月13日他、何度か訪問しました。

 久保田城(くぼたじょう)は、秋田県秋田市にある城跡です。

 常陸国の名門佐竹氏19代目佐竹義宣(さたけよしのぶ)が出羽国に転封となり、初代藩主となった際に久保田城を築城しました。

 父親である佐竹義重の責任も重いのですが、関ヶ原の決戦の際に、日和見な態度を見せたことからの左遷でした。

 現地は日本の都市公園100選【千秋公園】として整備されており、残っている堀沿いに日本の道100選【広小路】(ひろこうじ)と呼ばれる県道が走っています。広小路とは、江戸時代以後に設置された防火対策を目的とした幅の広い街路のことです。

 江戸時代の築城でありながら、石垣ではなく土塁中心の城郭で、遺構は少ないです。「幕府に遠慮した」とか「減封異動のため財政事情」とか考えられますが、幅広の水堀だけは銃撃戦を前提にした立派なものだと感じました。

 日本100名城【久保田城】日本名城百選【久保田城】

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