平成22年09月23日、平成23年01月29日、平成30年09月03日他、何度か訪問しました。
美濃市美濃町地区は、岐阜県美濃市美濃町にある伝統的建造物群保存地区です。
美濃市美濃町地区は、慶長06年（西暦1601年）、金森長近（かなもり ながちか）が築城した小倉山城の城下町が始まりとされており、江戸時代には美濃和紙の生産地として繁栄した地区です。
防火壁としての「うだつ」が広がり、徐々に建物の装飾としての意匠にも拘るようになり、特徴的な商人町を形成しています。
徳島県の重要伝統的建造物群保存地区【美馬市脇町南町】と同様に、「卯建の町（うだつのまち）」と呼ばれており、「うだつのあがる」の語源とも言われています。景観向上のため、電線を地中化しているなど行政と地域の努力が見られます。
資料館として整備されている旧今井家住宅にある水琴窟は、残したい日本の音風景100選【卯建の町の水琴窟】に選ばれています。
重要伝統的建造物群保存地区【美濃市美濃町】。
