函館市元町末広町

到達記録

 平成24年08月27日、平成30年07月07日他、何度か訪問しました。

 函館市元町末広町地区は、北海道函館市にある函館山の東側にある伝統的建造物群保存地区です。

 指定範囲は、金森倉庫群(金森赤レンガ倉庫)周辺から日本の道100選【大三坂道】を経て、残したい日本の音風景100選【函館ハリストス正教会の鐘】の教会周辺、石畳沿いに旧函館区公会堂、函館奉行所跡などとなります。

 函館は、古くから天然の良港として知られており、寛政11年(西暦1779年)、江戸幕府はロシアの南下政策を警戒し、蝦夷地を直轄領として函館に奉行所を設置しました。明治時代以降は、開拓使函館支庁が設置されるなど、北海道の窓口となる立地でした。

 安政元年(西暦1854年)、開国の時代を迎え、日米和親条約の締結によって、函館と下田の開港が決まり、その後は貿易港の一つとして発展してきました。その結果、外国領事館やキリスト教会が建てられました。

 現地では明治〜昭和初期にかけての和風、洋風、和洋折衷方式の建物が並び、現在テナントとして活用されている赤レンガ倉庫群など異国情緒豊かな町並み景観が楽しめます。

 重要伝統的建造物群保存地区【函館市元町末広町】

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