全国百選めぐり【根釧台地の百選】

到達記録(根釧台地の防風林)

 根釧台地(こんせんだいち)には、北海道の東部に広がっている台地です。「根」室と「釧」路の間にある台地というシンプルで分かりやすい名付けです。

 根釧台地には、格子模様の巨大な防風林が広がっています。この防風林は、明治政府が推し進めた北海道開発の一環で、原生林を切り開き、原野を開墾するとともに、180m幅の林帯を3,300m間隔で配置したものです。

 標津郡(しべつぐん)中標津町(なかしべつちょう)、同郡標津町(しべつちょう)、野付郡(のつけぐん)別海町(べつかいちょう)、川上郡(かわかみぐん)標茶町(しべちゃちょう)にまたがって現存しており、最長直線距離は約27km、総延長は約648kmにもなる巨大な防風林となって開拓民や農地、酪農地を守ろうとしました。

 平成13年(西暦2001年)には【根釧台地の格子状防風林】として北海道遺産にも選定されている雄大な酪農景観のシンボルです。が、やはりこれは空撮でないと分かりやすい写真にならないんですよねー。

 人と自然が織りなす日本の風景百選【道東根釧台地の防風林】

到達記録(根釧台地の酪農地帯)

 平成30年07月01日他、何度か訪問しました。

 根釧台地では、冷涼な気候のため稲作も畑作にも適さず、必然的に酪農が基幹農業となっています。特に野付郡別海町は、生乳生産量日本一となっています。

 別海町住民の1世帯当たりの牛の数は17頭と飛びぬけており、昭和29年(西暦1954年)成立の「酪農振興法」によって、大規模酪農経営が展開され始めました。そこら中で牛さんを見かけます。

 人と自然が織りなす日本の風景百選【道東根釧台地の酪農地帯】

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