092.姫島七不思議

公式引用

 沖合の小さな洲に「漁業の神様」として島民の信仰をあつめる高部様が祀られている。姫島の七不思議の一つに数えられている。

 高部様と鳥居は高潮や大時化の時でも、決して海水に浸かることがなく、まるで浮いているようだということからこの名がついた。

 島内随一の景勝地である観音崎に建てられた、1寸2分の黄金の馬頭観音様を祀った小さなお堂で、姫島の七不思議の一つに数えられる。

 この馬頭観音様は島の貧しい漁師が幸せになりますようにと祀られた。大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿ったとの伝説が残っている。

 また、大晦日の夜千人堂の馬頭観音様にお参りすると借金取りを逃れられると、村人は今も言い伝えている。現在でも、このお堂は操業の際の「山立て」の目印として、漁業者に活用されている。

 千人堂の下は、高さ40mにおよぶ断崖となっており、ここでは全国でも珍しい黒曜石の地層が露出している。ここの黒曜石を使用した「矢じり」などが四国や中国地方の遺跡からも出土しており、昭和34年には県の天然記念物に指定された。

到達記録


 姫島の七不思議 浮洲(うきす)です。

 平成29年12月30日に訪問しました。

 姫島(ひめしま)は、大分県の国東半島沖に浮かぶ島です。

 人口約2,000人の一島一村で、国産み神話で生まれた島とされていたり、黒曜石などで知られています。

 私の大好きな離島探索で、良い目印になったとお思います。年末でしたが、途中で自転車をレンタルできたので助かりました。

 国の天然記念物【姫島の黒曜石産地】。未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【姫島七不思議】



 姫島の七不思議 千人堂(せんにんどう)です。


 姫島の七不思議 逆柳(さかさやなぎ)です。


 姫島の七不思議 かねつけ石(かねつけいし)です。


 姫島の七不思議 浮田(うきた)です。


 姫島の七不思議 阿弥陀牡蠣(あみだかき)です。


 姫島の七不思議 拍子水(ひょうしみず)です。

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