079.相島波止

公式引用

 相島で現在も使用されているこの防波堤は、西暦1682年に朝鮮通信使を迎えるために福岡藩が島民を使って、約2箇月間で造り上げたもの。

 当時、この工事には島民が延べ3850人従事したので、毎日60人以上の人たちが働いた計算になり、島民の汗の結晶で築かれた波止場といえる。

 現在の第22号防波堤は、当時、前波止と呼ばれ今では当時の面影は僅かに残っている程度だが、第4号防波堤は先波止と呼ばれ、今でも当時の形がはっきりと残っており、建設当時の苦労をうかがうことができる。

到達記録

 未訪問です。

 相島(あいのしま/あいしま)は、玄界灘に浮かぶ島です。

 福岡県新宮町に所属しており、新宮港から約17分で上陸できます。

 相島は、万葉集や続古今集にも歌われた歴史ある島ですが、最近では猫島としても知られているようです。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【相島波止】

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