071.佐田岬漁港の石垣

公式引用

 佐多岬半島先端に位置する当地区は、古くから漁村として栄えてきたが、地理的に波や風の影響が強く、その波風から民家を守るため、集落の外側を囲むように石垣が積み上げられている。

 石垣は、高価な庭石として知られる、扁平で深緑の緑泥変岩「伊予の青石」を積み上げており、景観はすばらしく、厳しい自然と調和しながら生活してきた人々の歴史を偲ばせる。

 ※「野坂の石垣」として、合併前旧三崎町の文化財指定。

到達記録

 平成26年05月02日他、何度か訪問しました。

 野坂の石垣(のさかのいしがき)は、愛媛県伊方町正野にある石垣です。

 この石垣は主に「青石」と呼ばれる緑色片岩を積み上げられて出来ているそうです。

 佐田岬半島の強い波風から民家を守るために造られたもので、明治初期にこの地区の地図に石垣が描かれていたことから、江戸時代には整備されていたようです。

 佐田岬漁港近辺をウロチョロしていると発見できました。私が訪問した翌日、三崎豊漁祭なるお祭りが毎年開催されているのだとか。惜しかった!

 日本の旅先百選【佐田岬とみかん畑】日本の灯台50選【佐田岬灯台】未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【佐田岬漁港の石垣】

[前]を見る [次]を見る

[未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選]に戻る

[全国百選めぐり]に戻る

[トップページ]に戻る