053.広村堤防
公式引用 | |
安政元年(1854)の南海地震津波は当時の広村に壊滅的な被害をもたらした。濱口悟陵は私財を投じ、いずれまた来襲するであろう津波に備えて、津波により仕事をなくした漁民や農民等村人を雇用し、高さ約5メートル、長さ600メートルの堤防を4年の歳月をかけて築いた。 この堤防のおかげで昭和21年(1946)の南海地震津波では、背後集落の大部分を津波から護った。町では毎年11月3日に堤防を築いた濱口悟陵らの偉業とその徳をしのび、「津浪祭」がとり行われている。 ※なお、この「広村堤防」は昭和13年12月14日、浜口梧陵の墓碑とともに国の史跡に指定されている。 |
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到達記録 | |
平成24年07月01日、令和元年09月26日他、何度か訪問しました。 広村堤防(ひろむらていぼう)は、和歌山県有田郡広川町にある防浪堤防です。 広村堤防建設を主導した濱口悟陵さんは醤油醸造業を経営した商人です。成功した人の模範とも言える行動を示した人ですね。 国の史跡【広村堤防】に選ばれています。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【広村堤防】。 |
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