全国百選めぐり【三春城とデコ屋敷】

到達記録(三春城)

 平成30年07月11日に訪問しました。

 三春城(みはるじょう)は、福島県田村郡三春町にある城跡です。別名、舞鶴城です。

 三春城は、戦国時代、田村氏が築いたのが始まりとされています。田村氏を中心に、伊達氏、蘆名氏、佐竹氏が勢力争いをした地域です。

 豊臣秀吉の小田原征伐の際、田村氏が参陣しなかった為、奥州仕置によって改易となりました。松下長綱(まつした ながつな)が城主の際に大規模に拡張されたようで、その後、秋田氏(安東氏)が入封、そのまま明治維新を迎えました。

 戦国時代の三春城は、山頂部分に本丸を配する典型的な山城でしたが、秋田氏の時代に入ると、藩主の居舘を山頂の本丸から山麓に移して、近代城郭化しています。現地は駐車場から10分ほど階段を登って本丸到着です。当日はアジサイが咲き誇っていました。

 続・日本100名城【三春城】

到達記録(高柴デコ屋敷)

 平成24年10月10日に訪問しました。

 福島県郡山市西田町高柴は、三春駒と三春張子人形の発祥地です。

 デコ屋敷の「でこ」とは木彫りの人形の事を意味しており、人形屋敷的なニュアンスです。

 江戸時代に三春藩領であったため、昭和初期頃から、三春駒や三春人形と呼ばれるようになったそうで、三春駒は元々「高柴木馬(きんま)」といい、三春張子のことは「高柴張子」と呼んでいたそうです。「三春駒」というのは本物の馬につけた名前だそうです。

 高柴デコ屋敷で作られる張子人形の塗料として使われる「にかわ」のかおりが広がっており、作業風景を無料公開されており、楽しめました。

 かおり風景100選【郡山の高柴デコ屋敷】

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