全国百選めぐり【八ヶ岳の百選】

到達記録(八ヶ岳南麓高原湧水群・三分一湧水)

 平成22年09月22日他、何度か訪問しました。

 八ヶ岳南麓高原(やつがたけなんろくこうげん)湧水群は、山梨県北杜市長坂町および小淵沢町にある湧水群です。

 八ヶ岳は、特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、長野県から山梨県へと南北に連なる火山帯を指します。火山地帯のため、近隣は、多くの温泉や湧水を有しています。

 三分一湧水(さんぶいちゆうすい)は、農業用水として重宝されていましたが、下流の村々で争いが絶えなかったため、三方向に3分の1ずつ平等に配分されるよう分水施設が作られ、名前の由来になったとの伝承が残っています。

 昭和の名水百選【八ヶ岳南麓高原湧水群】遊歩百選【信玄棒道コース】

到達記録(八ヶ岳南麓高原湧水群・大滝湧水)

 大滝湧水(おおたきゆうすい)は、大滝神社の境内にあり周辺は大滝湧水公園として整備されています。

 大滝神社は、山梨県北杜市小淵沢町上笹尾2738にある神社です。

 大滝湧水の水温は年間を通じて約12℃、現在でも水田の灌漑や、ニジマスの養殖に利用されている湧水です。

 昭和の名水百選【八ヶ岳南麓高原湧水群】

到達記録(八ヶ岳南麓高原湧水群・女取湧水)

 女取湧水(めとりゆうすい)は山梨県北杜市にある湧水です。毎秒800リットルと大変豊富で、現在も地域の水道水源として活用されています。

 女取湧水は車でのアクセスが出来ず、遊歩百選【信玄棒道(しんげんぼうみち)コース】の一部を利用します。

 信玄棒道は、山梨県北杜市にある八ヶ岳南麓から西麓にかけての甲信国境を抜ける道です。武田信玄が開発したとされる軍用道路で、棒のように道がまっすぐ伸びていることが名称の由来とされています。

 昭和の名水百選【八ヶ岳南麓高原湧水群】遊歩百選【信玄棒道コース】

到達記録(八ヶ岳・七里岩)

 八ヶ岳(八ヶ岳とも)は、長野県と山梨県に跨る火山の総称です。

 八ヶ岳は、特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく南北約20〜25kmの距離におよそ20の峰が連なる火山の集まりを指します。八ヶ岳は、主に安山岩という種類の溶岩で構成されています。安山岩とは、マグマが冷えて固まった岩石(火成岩)の一種です。

 約20万年前に発生した八ヶ岳の山体崩壊による「韮崎岩屑(にらさきがんさい)なだれ」によって七里岩(しちりいわ)と呼ばれる台地を生み出しました。

 七里岩は、山梨県北西部に位置しており、北杜市から韮崎市にかけて続いています。南北の長さが30km(約7里)あるため、その名が付けられたと伝わります。日本最大規模の岩屑なだれとされています。

 日本の地質百選【八ヶ岳】

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