全国百選めぐり【隠岐の島・島前の百選】

到達記録(中ノ島・天川の水)

 平成23年09月18日、令和07年10月13日に訪問しました。

 天川の水(てんがわのみず)は、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)にある湧水です。

 天川の水は、隠岐諸島・島前(どうぜん)の中ノ島にある湧水です。奈良時代に、行基がこの地を訪れた際に、この湧水を天川(天恵の水)と名付けたと伝承があります。近くに聖観世音菩薩を祀り、清水寺と名付けたそうな。

 天川の水は、毎日400tの湧水があり、かつては簡易水道の水源として、現在は農業用水として利用されているみたいです。

 本土から隠岐汽船のフェリーで約3時間ほど船に揺られて上陸です。本土から中ノ島への直通便がなく、島後か島前の他の島を経由しながらとなりますので旅の計画が難しい島です。

 中ノ島・海士町は、レンタカーは島で唯一観光協会で借りることが出来ますが、キャッチフレーズ「ないものはない」と割り切ったスタンスで私は好きだけど、おもてなしに慣れすぎている人には向かなそうな島です。

 昭和の名水百選【天川の水】

到達記録(中ノ島・島前カルデラ)

 令和07年10月13日に訪問しました。

 島前は、日本の島根県・隠岐諸島のうち西側の有人3島(西ノ島、中ノ島、知夫里島)を中心とした群島です。

 隠岐島前カルデラは、約630〜530万年前に「島前火山」と呼ばれる海底火山の噴火により隆起したと考えられています。島前火山は、現在の焼火山が山頂とされています。西ノ島、中ノ島、知夫里島の3島は、外輪山の名残と考えられています。

 中ノ島では、日須賀上が一番の島前カルデラ展望スポットです。天気にさえ恵まれれば、実に風光明媚な景観を楽しむことが出来ます。

 また中ノ島最南端に位置する木路ヶ埼(きろがさき)灯台の周辺からも西ノ島や知夫里島が見えますが、他の展望スポットと比べるとワンランク下がります。

 日本の地質百選【隠岐島前カルデラ】

到達記録(西ノ島・国賀海岸)

 平成28年06月02日、令和07年10月13日に訪問しました。

 国賀海岸(くにがかいがん)は、島根県隠岐郡西ノ島町にある景勝地、海岸です。

 隠岐諸島・島前の西ノ島北西部に位置しており、国の名勝【国賀海岸】に指定されています。海抜257mと言われる摩天崖(まてんがい)や通天橋などの見所が点在しています。

 摩天崖から通天橋に至る約2.3qが遊歩百選【国賀海岸】に選ばれており、牛がのんびり草を食べていたり、馬が闊歩していたり、島前カルデラを形成する山海の眺望を楽しめます。

 そして現地は馬糞と牛糞で溢れかえっているので散策時は注意が必要です。

 現地には、旧帝国軍の監視所跡が残っています。かつて国土の隅々までを守ろうとした先人たちが今の政府を見ればどう思うだろうか。

 日本の秘境100選【隠岐/国賀海岸】日本の地質百選【隠岐島前カルデラ】遊歩百選【国賀海岸】名もなき旅人の百選【隠岐・西ノ島の牛馬】

到達記録(西ノ島・鬼舞展望所)

 平成28年06月02日に訪問しました。

 鬼舞展望所(おにまいてんぼうしょ)は、隠岐諸島・島前の西ノ島南西部に位置する景勝地です。

 隠岐諸島・島前では、中世期から近代まで牧畑(まきはた)という独特な輪転式農法が行われ、牧と畑を分けるための石垣・合垣(あいがき)が残っています。

 周辺一帯は、島前カルデラを形成する山海の眺望に加えて、放牧されている牛馬がのんびりしており、牧歌的風景が広がります。

 現地の馬は、好奇心旺盛なのかレンタカーに近づいてくることもあり、馬たちに道を塞がれて近づいてきたときは、結構ビビりました。

 日本の地質百選【隠岐島前カルデラ】名もなき旅人の百選【隠岐・西ノ島の牛馬】

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