185.奈良の寺院巡り


 平成24年08月12日です。

 今回は、大和十三佛霊場の巡礼の続きです。


 大和十三佛霊場12番札所【円成寺】を参拝です。

 円成寺(えんじょうじ)は、奈良県奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)1273にある真言宗御室派の寺院です。本尊は阿弥陀如来です。


 円成寺は、明治時代の廃仏毀釈で衰退したそうでこじんまりとした寺院でした。


 大和十三佛霊場7番札所【新薬師寺】を参拝です。

 新薬師寺(しんやくしじ)は、奈良県奈良市高畑町1352にある華厳宗の寺院です。本尊は薬師如来です。


 新薬師寺の奈良時代の作とされる十二神将像は必見の価値があります。

 私の干支である酉だけは、武器を持っていませんでした。どうやら素手で戦うのだそうです。


 大和十三佛霊場4番札所【長岳寺】を参拝です。

 長岳寺(ちょうがくじ)は奈良県天理市柳本町508にある高野山真言宗の寺院です。本尊は阿弥陀如来です。


 本堂には、飼われているのであろう猫ちゃんがゴロゴロお昼寝中でした。

 花の寺として知られていますが、夏なので咲いていたのは百日紅(さるすべり)くらいでした。


 大和十三佛霊場3番札所【安倍文殊院】を参拝です。

 安倍文殊院(あべもんじゅいん)は奈良県桜井市阿部645にある華厳宗の寺院です。本尊は文殊菩薩です。

 日本三文殊に数えられる寺院です。こちらは拝観料を払うと抹茶のサービスがあります。真夏になんてサービスをしやがるんだ・・・!汗が吹き出て来ました。秋から冬の拝観をお勧めしたいと思います。


 安倍文殊院の本尊は、高さ7mの巨大な文殊菩薩です。大きな獅子に乗っており、大迫力です。


 新西国三十三観音霊場9番札所【飛鳥寺】を参拝です。

 飛鳥寺(あすかでら)は奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682にある寺院です。蘇我氏の氏寺で、開基は蘇我馬子と言われています。


 本尊は「飛鳥大仏」と通称される釈迦如来です。日本最古の大仏さんだとか。

 飛鳥大仏の特徴は、面長の顔立ちです。確かに奈良の大仏さんはもっと丸いもんなぁ。


 新西国三十三観音霊場10番札所【橘寺】を参拝です。

 橘寺(たちばなでら)は、奈良県高市郡明日香村橘532にある天台宗の寺院です。

 橘寺の寺名は、第11代垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守(たじまもり/たぢまもり)が持ち帰った橘の実を植えたことに由来するとか。


 大和十三佛霊場8番札所【小房観音】を参拝です。

 小房観音(おふさかんのん)は、奈良県橿原市小房(おうさ)町6-22にある高野山真言宗の別格本山寺院です。正式名称は、十無量山観音寺なのだとか。


 小房観音は、バラの庭園で知られている寺院です。今回の訪問では「風鈴まつり」開催中でした。


 真夏なのでバラは楽しめなかったですが、風鈴の音色が心地よかったです。


 新西国三十三観音霊場11番札所【當麻寺】にして大和十三佛霊場6番札所【當麻寺】を参拝です。

 當麻寺(当麻寺/たいまでら)は、奈良県葛城市當麻1263にある高野山真言宗と浄土宗で運営している寺院です。


 當麻寺は、7世紀創建の寺院とされており、本尊は、当麻曼荼羅(たいままんだら)です。境内には、日本最古と銘打たれた梵鐘や石燈籠がありました。


 當麻寺の御朱印は一年毎の交代に入れ替わるそうで、真言宗は曼羅と書き、浄土宗は曼羅と書きます。今年は見ての通り、真言宗の年でした。

[前の旅先]を見る [次の旅先]を見る
[旅行記1]に戻る

[旅人の記録]に戻る

[トップページ]に戻る