1198.此隅山城を攻城しよう!


 令和07年07月19日09時すぎからのスタートです。


 道の駅「ようか但馬蔵」に立ち寄り、こちらで棚田カード第5弾を12枚頂きます。

 中央の棚田、建屋の棚田、三谷の棚田の3棚田にそれぞれ4種類の写真違いがあります。相変わらずのばら撒き体制です。


 此隅山城(こすみやまじょう)の攻城にやって参りました。

 いずし古代学習館の駐車場を利用して建物裏にある登城口から攻城出来ます。


 此隅山城は、兵庫県豊岡市にある城跡です。

 先日、攻城した有子山城と併せて国の史跡【山名氏城跡 此隅山城跡 有子山城跡】に指定されています。


 攻城口は城郭北側に位置しており、南に向って登っていきます。距離は短く500mほどで主郭まで行けますが、基本的に尾根沿い急登なので私には時間がかかるルートです。


 遺構はしっかり残っている様子で、尾根沿いに形成された曲輪群と一目でわかる堀切が2つあり、案内板も設置されているため、とても初心者に優しいです。


 1つ目の堀切です。写真だと少しわかりづらくなりやすい堀切も整備されていると伝わるレベルになりますね。


 2つ目の堀切です。2つ目の堀切の先には、東西に伸びる尾根沿いに大き目の曲輪が広がっています。


 主郭から数えて5つ目の曲輪にあたると思います。低めですが土塁によって囲まれています。


 西にも曲輪が連なってるのが見えますが、東の主郭部を目指します。滑りやすいです。

 永禄12年(西暦1569年)に山名祐豊(やまな すけとよ)が籠る此隅山城が羽柴秀吉によって攻め落とされています。この城を駆け上った500年前の足軽たちに敬意を表しします。


 主郭直下の二の丸です。主郭を取り巻くように、一部は帯郭的な構造にもなっています。


 主郭に到着です。

 10時05分スタートで、10時53分着なので、48分かかりました。健脚な方は20分って所らしいですが。

 今年になってからの山登りデータを検証すると、私の場合、大体の一般人目安タイムに対して平坦に近いと1.2〜1.5倍位の時間を使い、登りだと平均の2倍の時間を使い、急登だと休憩が更に増えて平均の3倍の時間を使うという結果になりました。ええんや。諦めなかったら辿り着くんやから。


 主郭から見た二の丸です。


 展望は非常に優れています。


 日影で休憩中です。

 この蚊取り線香ホルダーを買って以来、蚊に刺されていません。蚊に好まれるO型なんですが…!


 主郭でしっかり休憩したので、下りは15分でした。

 下り特に滑りやすそうなので軍手と杖は持っていった方が良いと思う城跡です。遺構が豊富でロケーションも良好なとても好きなった城でした。


 日本の秘境100選【蛭子山・作山古墳】を訪ねます。

 蛭子山(えびすやま)古墳と作山(つくりやま)古墳は、京都府与謝郡与謝野町にある古墳です。立派な石碑ですが、加悦町は、平成18年(西暦2006年)の合併で与謝野町になりました。


 入館料は一人300円です。


 蛭子山古墳1号墳です。規模的に恐らく一番の目玉な古墳です。

 蛭子山古墳は前方後円墳で4世紀中頃の築造と推定されており、1号墳・2号墳・3号墳の3基が国の史跡【蛭子山古墳】に指定されています。


 蛭子山古墳と谷を挟んで隣接する作山古墳は、前方後円墳1基・円墳2基・方墳2基の計5基から構成されており、国の史跡【作山古墳】に指定されています。


 舟形石棺(ふながたせっかん)です。


 古墳公園はにわ資料館の中です。エアコンが故障中でじっくりと見学は無理でした。


 作山古墳です。

 現地だと5基ではなく4基が連なっているように見えるんですけれど、専門家が見ると5基になるようです。円形の1号墳の手前に方墳があります。

 昭和02年(西暦1927年)に発生した北丹後地震で古墳の周囲にあった埴輪列が露頭し発見に至ったそう。しかし、秘境感のない日本の秘境100選でした。


 昼食でーす。

 王将のラーメンで済ませたように見せかけて、後から単品チャーハンや餃子が続きます。今日は山登りしたから…!


 遊歩百選【倉庫群と舞鶴湾】として舞鶴赤レンガ倉庫群の再訪です。

 舞鶴赤レンガ倉庫群は、京都府舞鶴市にある日本帝国海軍の倉庫群です。


 明治34年(西暦1901年)に、帝国海軍の舞鶴鎮守府(まいづるちんじゅふ)が設置され、明治時代から大正時代にかけての12棟の煉瓦造りの倉庫が造られ、軍需物資が保管されていました。


 五老スカイタワーを訪ねます。

 五老スカイタワーは、京都府舞鶴市上安にある50.5mの展望タワーです。平成07年(西暦1995年)、舞鶴市の市制50周年事業として建設されたタワーで、正式名称は五老ヶ岳公園展望タワーなのだとか。


 入館料は300円でお手頃な価格です。

 現地で知りましたが、昭和60年(西暦1985年)に郵政省(現・総務省)の近畿郵政局が選定した近畿百景における総数約130万票の内、約5万票を超える最多得票で1位に選ばれています。舞鶴市民の頑張りが窺えます。


 展望台からは、リアス式海岸を形成している舞鶴湾が良く見えます。

 遊歩百選【倉庫群と舞鶴湾】の認定コースは、赤煉瓦倉庫群から五老スカイタワーまでの約5.1kmとなっており、五老スカイタワーから舞鶴湾を眺められるため、このタイトルになったのだと推測できます。

 その後、京都縦貫道を使って撤収しました。日帰り356qの行程、燃費は21.7km/Lでした。

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