黒石市中町

到達記録

 平成22年12月04日、平成24年09月07日、令和05年05月10日他、何度か訪問しました。

 黒石市中町(なかまち)地区は、青森県黒石市にある黒石市役所の北側にある伝統的建造物群保存地区です。

 主屋の前面に庇(ひさし)を張り出し、「こみせ」と呼ばれる木造のアーケード街を形成しており、日本の道100選【「こみせ」の町並み】にも選ばれています。

 明暦02年(西暦1656年)、弘前藩の支藩として黒石藩が設立され、津軽信英(つがる のぶふさ)が藩主となりました。町割りと「こみせ」を整備して、交通の要所である浜街道沿いの商家町として栄えました。

 最盛期には、総延長約4,800mもの長さに及んでいた「こみせ」ですが、現在はこの中町地区を残すのみとなっています。全国的に見ても現存している「こみせ」は稀有な例となります。

 令和05年05月10日に再訪した際は、出勤ラッシュの時間帯だったので、交通量が非常に多く、情緒に欠ける慌ただしさでした。電柱が地中化されたのは素晴らしい行政努力だと思います。

 重要伝統的建造物群保存地区【黒石市中町】

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