095.桁打瀬船

公式引用

 桁打瀬漁は木の枠に鉄のツメと網を取り付けて海底を曳く漁法であり、当初は「とり貝」を採取する漁法であったが、その中にエビ類が混入し始めたことから、漁具を改良し現在ではエビ類の中でも特に「クマエビ」を採補する漁法となっている。

 漁具も昭和30年代頃から効率化を図るため、木枠を鉄製枠に変え、それが今日まで使用されている。

 採補されたクマエビは「焼きエビ」として加工され、正月用の贈答品として重宝されている。

 桁打瀬漁は当地の主な水揚げ漁業として賑わいを見せていたが、その桁打瀬船も平成17年度現在で5隻まで減少した。

到達記録

 平成27年01月02日に訪問しました。

 桁打瀬船(けたうたせぶね)は、鹿児島県出水市にある名護港にある伝統的な漁業船です。

 桁打瀬船は、元々とり貝を獲る漁法でしたが、近年ではクマ海老をメインにしているようです。

 平成27年01月02日に訪問した際は、3隻を発見できました。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【桁打瀬船】

[前]を見る [次]を見る

[未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選]に戻る

[全国百選めぐり]に戻る

[トップページ]に戻る