062.沖家室の漁村集落

公式引用

 毎年盆の時期になると、島から外に働きに行った人々が家族を連れて帰島するため、その重みで島が沈むほどだとして、「盆に沈む島」と呼ばれる島で有名。

 現在は日本の高齢化モデル地区としてテレビ等で度々紹介されているが、瀬戸内海の一本釣漁業での先進地。漁業によって発展し、対馬、朝鮮、台湾、ハワイ諸島まで出漁し、移住漁家を輩出ほどの勢いがあった。

 家室針など独特の漁具を用いた沖家室の漁業の様子について、周防大島文化交流センターにパネル展示とともに漁具・民具が数多く展示されている。当町出身で、日本を代表する民俗学者の一人である宮本常一は、漁村出身であることを背景に、庶民の観点と足で集めたデータをもとに数多くの著作を残しており、氏の功績を記したパネル展示がされ、膨大な取材ノートや写真が保管されている。

到達記録

 平成25年11月28日、令和03年07月14日他、何度か訪問しました。

 沖家室島(おきかむろじま)は、山口県大島郡周防大島町にある瀬戸内海に浮かぶ島です。

 沖家室島は、防予諸島を構成する島で、人口100人ほどですが、明治時代には人口が3000人が超え、人口密度が国内最高だったこともあるのだとか。

 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【沖家室の漁村集落】

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