005.石崎漁港トンネル航路
公式引用 | |
石崎漁港にある旧トンネル式出入口は、松前半島西部を流れる石崎川の河口部に昭和9年に建設された漁港施設である。 沖合漁業の発展と海難事故の防止のため、石崎に船入澗が建設されることとなり、昭和7年に着工、館の岬にトンネルを掘り、これにより岬と堤防によって隔てられた漁港船溜と外海との通航を確保するという特異な機能をもった全国的にも類例が少ない漁港施設であった。 |
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到達記録 | |
平成24年08月29日他、何度か訪問しました。 石崎漁港トンネルは、昭和09年06月20日に完成した全長45m、幅9mの半円形の断面コンクリートブロック造りのトンネルです。 石崎漁港トンネルは、その後、漁船の大型化がすすみ、港の拡張工事などを経て、昭和58年03月31日にトンネルは閉鎖されました。 その貴重性が評価され平成15年01月31日に国の登録有形文化財の指定を受けました。 現地には、国道228号線から石崎川の南側を海側に入ることさえ出来れば発見は容易です。 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【石崎漁港トンネル航路】。 |
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