406.中国遠征その32:竹田城に登ろう!


 平成29年05月30日。

 前日ダッシュをして竹田城の麓「山城の郷」で一泊です。


 平成29年05月31日。

 最近は「天空の城」として売り出されており急激に知名度が上がっていますね。

 山城の郷発のバス(タクシーも待機していますがバスだと150円でした)で途中まで運んでくれます。そこからの徒歩です。


 平日と言うこともあり始発の8:35のバスは私と大学生くらいの男性1名だけでした。

 バス停の近くの駐車場(何年か前まではここまで車で来れたはず、そして10年ちょっと前までは城郭の麓までいけたはず。知名度が上がるほど徒歩が増える法則です。)では、地元の水100円と天空の水120円が売られています。

 ちなみにラベルが違うだけで同じ水です。これが商売といふものです。


 入場料500円でした。各地には年配の観光案内人が配置されており、地元の雇用にも役立っている様子が窺えます。

 兵庫県朝来市にあるので、展望も山岳風景です。


 実際のところ、伝承はあっても築城に関しては詳しくわかっていません。

 伝承では、永享03年(西暦1431年)に山名持豊(山名宗全/応仁の乱の西軍総大将とされた人で但馬守護も兼ねていました)が築城をしたのだとか。


 室町時代から戦国時代に移り行く頃、但馬守護山名氏と播磨守護赤松氏の対立の中、山名氏側の築城で播磨と但馬の国境を守る城として使われたそうですが、江戸時代に廃城されています。


 天守はないですが、非常に広大で立派な石垣群が印象的ですが、こちらの石垣は昭和46年から55年と10年事業で復旧されたもののようです(パンフレットより)。


 登山道には、一本だけ花を咲かせているササユリがあったり、石垣から生えているツツジがあったりとなかなか楽しい道中になっています。

 往路はバスを利用しましたが、帰路はバスがぐるっと周辺を回って車を停めている「山城の郷」に戻るには徒歩戻りよりも時間がかかるということなので、歩いて戻ります。


 野生の鹿の親子にも出会ったりと、自然がしっかり残っているのが大変良いですね。近隣の農家の方はお困りかもしれませんが。


 「山城の郷」まで戻ってきました。

 丁度、レストランのオープン時間10時になっていたので早めの昼食にします。


 唐揚げ定食にしました。運動したから良いよね!汗だくだしね!

 大変失礼な話ですが、意外や意外!めっちゃ美味しかった!大きく切り分けられた地元但馬鶏は柔らかくジューシー。ブラジル産の冷凍唐揚げとは歴然の違いがあります。よくある観光地の割高なだけの飲食店とは次元が違う。

 ヒカリ新世紀(有名なコシヒカリの改良品種)という地元米を使ったご飯も、大変美味しい。お代わりも一杯まで無料なのがニクイ。また食べたい唐揚げでした。きっと私は唐揚げを食べに再訪すると思う。

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