1114.玉置神社に参拝しよう!


 令和06年10月06日08時からのスタートです。


 熊野古道世界遺産登録20周年記念スタンプラリーで、道の駅「十津川郷」を訪ねます。


 以前訪問したダムのカードを頂くため、十津川村観光協会に立ち寄ります。


 ダムカード2枚と、Jパワーのお茶を頂きました。これにて奈良県のダムカードは制覇です。


 玉置神社(たまきじんじゃ)にやって参りました。実は初めての参拝です。


 参道を歩いていると枕状溶岩の石碑や看板があります。


 枕状溶岩は、海底火山の噴火により噴出した溶岩が海水により急速に冷却・固化したことにより生じた岩石で、地質活動により海底深くから玉置山山頂付近にまで隆起してきたと考えられています。

 今回は、日本の地質百選【玉置山】の攻略を兼ねての参拝です。


 玉置神社が熊野三山の奥の院であることは知りませんでした。熊野三山にはいずれも何度か行っていますが特にそのような案内はなかったと思います。調べてみると、江戸時代中期頃の書物に登場するそう。


 本社です。玉置神社のHPにそう案内があるので、本社なんですけど、一般的な神社における本殿です。


 玉置神社は大峰山脈の南端に位置する標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座しており、濃霧に覆われることが多く、本日も良い雰囲気を出してくれています。「玉置神社は呼ばれた人しかいくことができない」と言われる所以です。


 書置きではない御朱印は久し振りです。


 こちらで、紀伊山地の霊場と参詣道37社寺の御朱印めぐり、達成です。色んな巡礼コースを達成してきましたが神仏混交の巡礼が一番楽しいと感じます。


 苔むす狛犬さん。


 続いて本社の奥にある三柱神社です。その名の通り三柱の神様がお祭りされている神社ですが、三柱の内の一柱が倉稲魂神(うがのみたまのかみ)のため、稲荷社と案内があります。

 倉稲魂神は日本書紀に登場する穀物を司る女神で、古事記に登場する宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と同一神です。宇迦之御魂神の名前で、伏見稲荷大社でお祭りされています。


 玉置神社境内は永らく聖域として伐採が禁じられていたため、立派な杉のオンパレードです。


 玉石社です。


 玉置神社の基となったのが、この玉石社と伝えられています。社殿がなく、ご神体をそのままお参りするのだとか。


 続けて玉置山山頂を目指して登っていきます。


 生命力あふれる杉を称える場面かもしれないけれども、「人」という字を解説するとき、人と人が助け合って出来ている、と金八先生は言うが、一見助け合っているように見せかけて、片方の人がもう片方に乗っかって楽をしているように見えた小学生の頃を思い出しました。


 山頂付近は結構急坂です。


 白髪のお爺ちゃんに抜かされながらも山頂に到達です。


 山頂には鐘があるので鳴らしておきます。


 帰り道は違うルートで駐車場まで戻れるのも良いです。こちらは緩やかな尾根道でした。


 道の駅「奥熊野古道ほんぐう」でスタンプ押印です。


 道の駅「熊野古道中辺路」でスタンプ押印です。


 道の駅「ふるさとセンター大塔」でスタンプ押印です。


 通りすがりの「たまご食堂」さんで昼食です。


 とても美味しかった。また来たいな。ご馳走様でした。


 道の駅「紀州備長炭記念公園」でスタンプ押印です。


 道の駅「龍神」でスタンプ押印です。


 道の駅「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」でスタンプ押印です。

 本日はここまでです。日帰り行程425q、燃費は21.1q/Lでした。

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