平成30年06月01日13時からスタートです。
11つ目、冷水教会（ひやみずきょうかい）です。
冷水教会は、長崎県南松浦郡新上五島町網上郷623-2にある教会です。
冷水教会は、明治40年（西暦1907年）に創建された教会で、鉄川与助さんが棟梁として初めて設計・施工した教会とされています。
有川湾と反対の西側にあるこちらは奈磨湾と呼ぶようです。
ここまで巡って鉄川与助さんが中通島の教会建築でかなり知られる存在だと認識しました。
中通島のご当地看板を発見です。
12つ目、大曽教会（おおそきょうかい）です。
大曽教会は、長崎県南松浦郡新上五島町青方郷2151-2にある教会です。
大曽教会は、明治12年（西暦1879年）に木造教会を建立されたのが始まりとされます。
現在の大曽教会は、鉄川与助さんによる設計施工で大正05年（西暦1916年）の完成です。
ステンドガラスは西ドイツから輸入されたものと案内されています。
大曽教会からの展望です。日本の原風景とも言える漁村風景が実に美しい。
中通島探索の日が晴れになるように調整したかいがありました。
13つ目、猪ノ浦教会（いのうらきょうかい）です。
猪ノ浦教会は、長崎県南松浦郡新上五島町続浜ノ浦郷681にある教会です。
猪ノ浦教会は、昭和22年（西暦1947年）の創建とされており、現在の教会は、平成元年（西暦1989年）に建て替えられたものです。
こじんまりとした猪ノ浦教会の脇に、ツツジに彩られたマリア像があります。
どこの教会にもこのような感じでマリア像が外に安置されています。
14つ目、焼崎教会（やけざききょうかい）です。
焼崎教会は、長崎県南松浦郡新上五島町飯ノ瀬戸郷697にある教会です。
焼崎教会は、大正03年（西暦1914年）の伝道学校に始まり、昭和25年（西暦1950年）に焼崎の浜に教会が建立されました。昭和44年（西暦1969年）に現在の教会が建立されています。
焼崎教会の隣は船はないですが、漁港跡でしょうか。なかなか綺麗な海です。
15つ目、真手ノ浦教会（まてのうらきょうかい）です。
真手ノ浦教会は、長崎県南松浦郡新上五島町今里郷495-2にある教会です。
真手ノ浦教会は、平成22年（西暦2010年）に建て替えられた新しい教会です。
16つ目、中ノ浦教会（なかのうらきょうかい）です。
中ノ浦教会は、長崎県南松浦郡新上五島町宿ノ浦郷985にある教会です。
中ノ浦教会は、大正14年（西暦1925年）に建立された木造建築の教会です。昭和41年（西暦1966年）に高い鐘塔が増築されました。
民家もまばらなエリアになってきましたが、マリア像を見るとお手入れされており、地元の信仰がうかがえます。
17つ目、若松大浦教会（わかまつおおうらきょうかい）です。
若松大浦教会は、長崎県南松浦郡新上五島町宿ノ浦郷715にある教会です。
若松大浦教会は、昭和元年（西暦1926年）の創立とされ、昭和20年代に民家を改修した教会です。「小さな民家風の教会は見逃してしまいがちである。」と案内があり、口元が緩んでしまいました。
18つ目、大平教会（おおひらきょうかい）です。
大平教会は、長崎県南松浦郡新上五島町西神ノ浦郷82にある教会です。
大平教会は、明治25年（西暦1892年）の創建とされ、現在の教会は、昭和33年（西暦1958年）建立の2代目の教会となります。
大平教会は、若松島にありますが、中通島と若松大橋で繋がっているのでレンタカーで訪問できます。
周辺は農村集落です。
大平小学校跡地です。
若松島にあった4つの小学校は統廃合され、現在は一つの小学校があるだけです。かなり過疎化が進んでいるようです。
19つ目、土井ノ浦教会（どいのうらきょうかい）です。
土井ノ浦教会は、長崎県南松浦郡新上五島町若松郷853にある教会です。
土井ノ浦教会は、明治25年（西暦1892年）の創立とされ、大曽教会がレンガ造りの建物を新築したことから、木造の旧大曽教会を買い受けて大正07年（西暦1918年）に移築完成しました。
昭和と平成に2度ほど大改築されていますが、現存しています。
土井ノ浦教会の隣には若松島で殉教した伝道師「カリスト」の名を冠した記念館「カリスト記念館」と顕彰碑がありました。
土井ノ浦教会からの展望です。素晴らしいロケーションです。