205.日本6周目の旅その87:出羽島に上陸!


 平成26年04月30日です。

 前日からのスタートダッシュで、本日は徳島市内からのスタートです。


 徳島市から国道55号線を南下し、前回船の時間に間に合わず、行けなかった牟岐町の出羽島(てばじま)に向かいます。

 時間調整に、貝の資料館モラスコむぎで時間を潰し、牟岐港近くにある木内食堂さんでアオリイカの黒焼きそばを舌を真っ黒にしながら頂きました。美味しかった!ご馳走様!


 出羽島は、牟岐港から約3.7kmの距離にあり、定期船・大生丸(おいけまる)にて15分ほど揺られて上陸です。


 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【出羽島の漁業史記念物】です。

 左が石積みの防波堤、右が阿波沚発見者功績の碑です。山村雪太郎・源太郎親子率いる大正丸が発見した阿波沚を個人の漁業ポイントとせず、公にした為、その功績を称えた石碑です。


 島の守り神、出羽神社にお参りしてから島を巡ります。


 島中に天草(てんぐさ)が干されています。


 島を逆時計回りに移動します。

 国の天然記念物シラタマモの自生地「大池」です。その大池に住んでいる大蛇が枕にしたと伝承が残る岩「蛇の枕」です。


 島の最高峰標高76mにある出羽島灯台です。


 ミセのある町並みと集合井戸です。

 重要伝統的建造物群保存地区【牟岐町出羽島】にも選ばれています。


 東側にある堤防でも天草が敷かれていました。


 連れが体験してみたいということで、島のおばあちゃんに声をかけ、体験させて頂きました。

 気さくなおばあちゃんで色々教えていただきました。例えば天草2俵(15kg)でメーカーが1万円で買い取ってくれるのだとか。

 語尾に「〜じょ」を付けるのが印象的でした。


 船までの時間、貝殻を拾ったりしながら、のんびりとした時間を味わいながら、島を後にしました。


 四国ぼけ封じ三十三観音霊場10番札所【高照寺】を参拝です。

 高照寺は、高知県香美市香北町朴ノ木(ほうのき)102にある高野山真言宗の寺院です。

 高照寺は、創建に関してはわかりませんでした。江戸時代から「朴ノ木の文殊様」として有名だそう。本尊の千体地蔵菩薩像は、楠目城(くずめじょう)城主が奉納したと伝わります。

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