124.長良川の鵜飼を見に行こう!


 平成23年10月08日です。

 残したい日本の音風景100選【長良川の鵜飼】を訪ねます。


 長良川の鵜飼(ながらがいのうかい)は、岐阜県岐阜市を流れる長良川中流域で毎年05月11日から10月15日まで行われる伝統行事です。


 鵜飼は、鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことで、その歴史は古く、正倉院所蔵の1,300年前の戸籍などからも鵜飼を生業にした集団が存在したと考えられています。

 御皇室御用達の鵜飼としても知られており、宮内庁の御料場で行われる8回の鵜飼を「御料鵜飼」と言い、獲れた鮎は、御皇室に献上されています。

 中秋の名月と増水時を除く毎夜行われています。季節的にギリギリのタイミングで念願の鵜飼に訪れました!


 永禄11年(西暦1568年)には、織田信長が武田家の使者・秋山伯耆守をもてなす際に、鵜飼観覧をするなど、外交上の接客にも活用していた記録が残っています。

 また元和元年(西暦1615年)には徳川家康が鵜飼見物した記録が残っています。期待以上に楽しめました。

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