1227.再度山を散歩しよう!


 令和07年11月15日09時からのスタートです。


 21世紀に残したい日本の自然100選【再度山】を訪ねます。

 再度山(ふたたびさん)は神戸市中央区にある標高470mの山です。


 再度山は、古くは多々部山(たたべやま)と呼ばれた歴史ある山です。

 現在は、再度公園として神戸を代表するハイキングコースになっています。


 平成19年(西暦2007年)には【再度公園・再度山永久植生保存地・神戸外国人墓地】と3点セットで国の天然記念物に指定を受けています。

 21世紀に残したい日本の自然100選【再度山】の選定理由は「北山腹の修法が原には、池や林の広場公園や外人墓地がある」となっています。


 現地では無料の駐車場が整備されており、観光客が続々と来ていました。


 今年の紅葉は猛暑が続いたのでイマイチと聞きますが、再度山の紅葉は見事な状態でした。


 条約灯台13基【和田岬灯台】を訪ねます。

 和田岬灯台(わだみさきとうだい)は、神戸市の和田岬に建っていた灯台でした。


 和田岬灯台は、明治05年(西暦1872年)に八角型の木製灯台で初点灯しました。大坂条約によって建設された5基の洋式灯台の一つです。

 明治17年(西暦1884年)に2代目となる六角形の鉄製灯台に改築されました。この2代目がリチャード・ヘンリー・ブラントンさんの設計となります。こちらが現存しています。


 昭和38年(西暦1963年)に海岸埋立のために廃灯となり、昭和39年(西暦1964年)に和田岬から【須磨海浜公園】に移設保存されています。

 平成10年(西暦1998年)に国の登録有形文化財【旧和田岬灯台】に登録されました。


 五色塚古墳(ごしきづかこふん)を訪ねます。

 五色塚古墳は、兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目にある古墳です。別称として、千壺古墳(せんつぼこふん)とも案内されていました。


 こちらの受付で神戸市Cのマンホールカードを頂きます。


 五色塚古墳は、前方後円墳の形状をしており、古墳の上を歩けるようになっています。

 日本で最初に復元整備が行われた古墳として知られており、兵庫県で最大規模の古墳でとされています。

 円墳から明石海峡、明石海峡大橋が見渡せて上々のロケーションですが、南側にあるため、逆光にはなってしまいます。西側にある小壺古墳と一緒に国の史跡に指定されています。


 遊歩百選【旧居留地と花の回廊】を訪ねます。

 東遊園地の地下駐車場に車を停めて歩きます。

 旧居留地は、現在のJR線(三宮駅・元町駅)より南側でフラワーロードより西側、鯉川筋(こいかわすじ/メリケンロード)より東側の範囲を指します。


 「こうべ花時計」です。

 「こうべ花時計」は、昭和32年(西暦1957年)に設置された日本初の花時計とされています。

 神戸市役所の建替えに伴って現在地に引越しています。


 安政05年(西暦1858年)に、江戸幕府がアメリカ・イギリス・フランス・オランダ・ロシアの5国とそれぞれと結んだ安政五カ国条約は、外国人が治外法権を持つ不平等な条約でした。

 この条約に基づき、旧居留地は欧米として開発されました。旧居留地の発展とともに六甲南麓の【北野町山本通】まで洋風建築が広がっていきました。

 写真は、旧神戸居留地十五番館です。今は飲食店になっています。


 旧神戸居留地十五番館の横にある下水道設備です。

 西洋式下水道としては日本最古と案内されています。安政五カ国条約で開港されて、外国人居留地が設定された横浜や神戸が日本最古となるのはそりゃそうだ。


 日本の橋100選【六甲大橋】を訪ねます。

 六甲大橋(ろっこうおおはし)は、神戸市東灘区住吉浜町と六甲アイランドを結ぶ橋です。


 真下からの写真です。

 六甲大橋は、昭和52年(西暦1977年)に供用開始した橋長400mのダブルデッキ連続トラス式斜張橋となります。完成当時、世界初とニュースになりました。


 ダブルデッキとは、2つのデッキが同じ橋桁に配置され、上下2方向に交通が分流できる構造を指しており、上段が北行き車道と六甲ライナー(神戸新交通六甲アイランド線)が、下段が南行き車道と歩道が通っています。

 こちらがその歩道の入口です。原付はNGだけど、純粋な自転車はOKとなっています。


 夙川(しゅくがわ)沿いの南北に走る通称・夙川さくら道にのみあるレア標識です。


 こちらも夙川さくら道にしかないレア標識です。

 夙川さくら道と名付けられていますが、松の木が立派な道路でした。


 日本百名橋【武庫大橋】&日本の橋100選【武庫大橋】です。

 武庫大橋(むこおおはし)は、兵庫県尼崎市と西宮市の間を流れる武庫川(むこがわ)に架かる橋です。


 武庫大橋は、大正15年(昭和元年)に架橋され、それが現存しています。平成05年(西暦1993年)には改修工事が行われています。

 武庫大橋は、国道2号線上に存在しており、交通量の多い橋です。かつては阪神電気鉄道運営の路面電車・阪神国道線も併設されていたのだとか。


 武庫大橋が架橋されるまでは、下流には中国街道の武庫川渡し、上流には西国街道(山陽道)の髭の渡しがあったそう。

 髭の渡しは現在「武庫川髭の渡しコスモス園」となっており、秋には河川敷に色鮮やかな花の絨毯が広がります。


 遅めの昼食に、北九州のソウルフード「資(すけ)さんうどん」さんに入ります。


 オススメされていた「肉ごぼ天うどん」を頂きます。

 お値段の割に満足度高めでした。ご馳走様です。


 その後、撤収しました。今回の旅路での五色塚古墳のスタンプです。左上は山梨でのスタンプです。

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