加賀市加賀橋立
到達記録 | |
平成24年04月28日、平成27年07月22日、令和03年09月09日他、何度か訪問しました。 加賀市加賀橋立(かがはしたて)地区は、石川県加賀市加賀橋立にある伝統的建造物群保存地区です。 加賀市加賀橋立地区は、江戸時代後期から明治時代中期にかけて活躍した北前船の船主や船乗りの居住地として栄えた地区です。 この地区の船主の屋敷跡は、切妻(きりづま)屋根に妻入(つまいり)玄関に赤茶色の瓦葺き屋根となっています。敷石や石垣には水に濡れると深い青色に変化する笏谷石(しゃくだにいし)が使われています。 外壁には日本海から吹きつける潮風を防ぐために、船板を再利用した堅板が張ってあるなど如何にも船主の集落と言えます。 現地では、無料の観光駐車場が整備されており、かつての屋敷跡を「北前船の里資料館」として活用しているのでとても観光客に優しい重伝建と言えます。 日本遺産【荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間】の構成要件の一つになっており、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選【北前船主の集落】にも選ばれています。 重要伝統的建造物群保存地区【加賀市加賀橋立】。 |
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