1134.周山城を攻城しよう!
令和06年12月04日09時からのスタートです。 |
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右京区役所宕陰出張所を訪ねて、宕陰(とういん)越畑(こしはた)樒原(しきみがはら)の棚田カードを頂きます。 非常に難しい地名が並んでいますが、「宕陰(越畑・樒原)の棚田」という表現がわかりやすいと思います。宕陰出張所に辿り着くまでに車窓から見えます。 |
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本日は、気合を入れて周山城の攻城にやって参りました。慈眼寺(じげんじ)隣の駐車場を使わせて頂きます。この慈眼寺には黒塗の明智光秀が祀られています。 |
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イチョウの紅葉が見事。 |
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登城口には看板が設置されています。10時40分からスタート。 |
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どうやら発掘調査をしている最中のようです。ゆっくり登っていきます。 |
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植林された杉並木の中をつづら折りが続いており、それを抜けると、三の丸の石垣と出会います。現地では兵糧蔵の札が掛かっていました。 |
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二の丸前虎口です。ここで発掘調査をされていました。虎口を形成していた石垣が露わになっています。 |
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二の丸です。発掘調査のお陰で階段や門があったことが良くわかります。 |
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二の丸から本丸方面にかけて登り石垣跡があります。 |
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登り石垣跡です。破城されたことが良くわかります。明智光秀が周山城を築城して1年後には、「本能寺の変」そして「山崎の戦い」が起こり、羽柴方に占領されています。 |
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本丸跡地です。こちらに天守があったと考えられています。まぁ曲輪の配置的にもここが天守でしょうね。 |
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石碑はないものの、木製の看板が設置されていました。到着っと。 |
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北側から見た天守台です。本丸を囲むように土塁が張り巡らされており石塁もゴロゴロしています。 |
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本丸北側から続く多段曲輪です。ここで北側と西側への分岐があります。 |
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北側の曲輪を降りていくと、広めの曲輪があります。現地では「小性曲輪」と表記されていますが、言葉の使い方的に「小姓」の誤字でないかと思います。 |
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「小性曲輪」の下にも曲輪が形成されており、そこから石垣を眺められます。現地の案内では「壮大な石垣A」となっています。 |
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この「壮大な石垣A」が一番の見所だと思います。この「壮大な石垣A」の近くに石積みの井戸跡もあります。 |
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分岐に戻って、西側に向かうと現地の案内「壮大な石垣@」があります。 |
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西側にも多段曲輪になっており、石垣、石塁が残っています。その先に堀切があり、今回は訪問していませんが土造りの「西の城」があります。 |
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十分満足したので西側から本丸跡地に戻って昼食にしました。 |
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一服したので、下山を開始します。発掘調査の人も現地で昼食なんだね。そりゃそうだね。山城の発掘ってトイレどうしてるんだろう…忍耐? |
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二の丸曲輪の南側は、杉林ではなく、彩のある光景が広がっており、恐らく周山城が存在したころは、このような自然林が広がっていたのではないかと思います。 |
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三の丸曲輪のNHK施設を抜けると、小さいですが周山城址の石碑があります。 |
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ここからが唯一のビューポイントが広がっています。 |
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登城口の看板に戻ってきました。12時35分でしたので、滞在時間は、昼食休憩有りで2時間ほどでした。西の城に行かなかったので想定より早かったです。 |
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帰路立ち寄った「北山杉の里 中川」です。紅葉の穴場です。 |
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周辺は、北山杉が広がっています。北山杉は、室町時代の応永年間(西暦1394年〜1427年)頃から活発になった林業で、茶道の流行によって茶室建築が活発になり、職人によって磨かれた「北山丸太(きたやままるた)」は一級品として人々に認知されました。 |
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現在は、単木(たんぼく)仕立てが主流ですが、台杉(だいすぎ)を仕立てて更新する育林方式が伝統的な技術として知られています。杉の上に杉が生えています。 |
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乙訓土木事務所に立ち寄って、京都土木カードを3枚頂きます。 |
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京都府流域下水道事務所に立ち寄って、京都土木カードを1枚頂きます。ここ、昔マンホールカードをもらいに来た場所だな。本日はここまで。 |