508.日本7周目その66:屋久島探索【前編】


 平成30年06月12日07時スタートです。


 折田汽船株式会社のフェリー屋久島2のチケットです。

 プリウス君込みで往復39,000円(県外マイカー往復ネット予約で36,000円/2日前までに予約していればOK)でした。

 旅人の悩ましい課題ですが、私の場合、今回2泊3日の予定で、縄文杉攻略できなかったら延長戦の計画ですので、屋久島の民宿を利用するより車中泊する覚悟で車を持っていきました。

 2泊3日なら、大人1人往復で9,500円なので民宿とバス移動の方が大分安く上がると思います。


 フェリー屋久島2には「うみがめルーム」があります。

 アカウミガメ君とアオウミガメ君がいます。


 この子はアカウミガメ君です。


 桜島とはまたお別れです。


 取り敢えず、乗船直後は艦内探索が基本です。


 鹿児島湾から大隅半島が見れます。


 かけうどん420円がサービス(往復チケットを購入したドライバーにはあるらしい)で頂けました。


 救命胴衣はここだな、と確認する慎重な私。


 船尾からの一枚。


 鹿児島と沖縄本島と行ったり来たりしている船は2つあったけど、この船は排気煙突1つのようですね。


 屋久島が見えてきました。


 上陸して早速、荒川登山バスのチケット購入。

 閑散期以外は、屋久島自然館から一番メジャーな登場口である荒川まではバスしか行けないようになっています。


 まずは屋久島大社に参拝です。


 屋久島大社は、鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川590-1にあります。

 屋久島出身での製薬会社・恵命堂の初代社長によって昭和52年に創建された新しい寺院ですが、屋久島で一番大きな境内を持つ神社に見受けられます。


 益救神社(やくじんじゃ)です。


 益救神社は、鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦277にある神社です。


 多禰国一宮として参拝です。

 多禰国は、現在の屋久島と種子島に存在した律令国家で、西暦702年から824年まで122年間存在しました。


 主祭神は天津日高彦火々出見命 (あまつひこひこほほでみのみこと)です。


 立派なカジュマルがありました。


 御朱印も頂きました。


 お腹が減ったので昼食に楓庵(かえであん)さんに立ち寄ります。

 …私の離島飲食店チョイスの最大の一手は、地元ナンバーのお客さんが入っているお店です。


 店員のおばちゃんに聞いて、ちゃんぽんを注文。

 汗だくになったけど、ちゃんぽんは野菜を沢山頂けるので身体に良い気分を味わえるのが良い点です。


 屋久杉自然館に立ち寄ります。


 屋久杉の歴史を学べます。


 屋久杉は、広義には屋久島に自生する杉を指し、狭義には樹齢1,000年以上の杉を指します。


 緑の美しい島です。


 かおり風景100選【屋久島の照葉樹林と鯖節】にも選ばれています。


 安房林道を走って紀元杉に到着です。


 殆ど歩かずに訪問できる樹齢3,000年とされる屋久杉です。


 見上げると幹の肌は白いですが、緑の葉は力強いですね。

 胸高周囲は8.1mだと案内がありました。


 根元の幹は若々しい感じがします。

 標高1,230mにあるのでかつて2月に訪問した時は、雪が積もっていたのが印象的でした。


 紀元杉から少し進むと川上杉があります。


 こちらも林道沿いにあり、容易に辿り着けます。


 周囲から飛びぬけたサイズで、現地の案内には、胸高周囲は8.9mと紀元杉より一回り大きい杉でした。

 樹齢は2,000年と推定されています。


 力強く葉を付けていて樹勢は充分ですね。


 帰り道、ヤクシカに出会いました。


 本土の鹿と比べて小型なのが特徴です。

 天敵となる肉食獣が全然居ないからでしょうね。


 可愛らしいですが、農作物や自然体系への悪影響から害獣駆除の対象になっています。


 今度はお猿さんと出会いました。

 ヤクザル(ヤクシマザル)です。本土のお猿さんより小型で屋久島ではヤクシカ同様多く出会います。


 毛繕いしていますね。


 ヤクザルは、本土のお猿さんより毛深い印象です。


 「荒川分れ」です。

 冬季ならマイカーでも入れますが、シーズンは警備員の方がおりここから先はバスとタクシーでしか入れません。私が上陸早々購入したバスチケットはここのチケットです。


 お猿さんめっちゃいた。


 人馴れしているのか、無関心なのか。


 往路の時の展望が気に入り、復路でも展望を楽しみました。


 海と空が繋がってます。

 屋久島は日本一雨の多い島ですが、上手く調整して天気の良い流れを狙って上陸しました。


 安房(あんぼう)集落にあるshiiba(しいば)さんで買出し。


 平内海中温泉を目指します。


 200円払う前に、浸かれる状態か確認しましょう。


 ざっぱーん。


 今日はご縁が無かったようですね。干潮時間の2時間ほどしか浸かれない温泉です。


 近くに神社が鎮座していたので、明日の縄文杉到達を祈願。


 平内海中温泉が無理だったので、湯泊温泉にチャレンジです。


 人が少ないタイミングで撮影させて貰いましたがこの開放的な浴場に地元の方が続々と入浴に来られていました。

 結構温めで、地元のおじさんが座っているところが暖かい湯が出ていて海を見渡せるベストポイントでした。

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