500.日本7周目その59/普天間宮と首里城


 平成30年06月07日10時からスタートです。


 海中道路です。


 前方にあるのは、浜比嘉島です。


 平成の名水百選【荻道大城湧水群】を巡りに来ました。

 荻道大城湧水群(おぎどうおおぐすくゆうすいぐん)は、沖縄県北中城村に点在する湧水群です。


 チブガーは、大城集落で最も古い共同井泉と言い伝えられています。

 現地の案内パネルでは、正確な築造年代は明らかになっていないと書いてありました。


 写真を見て頂いて分かるとおり、飲料に適した状態とは言えませんね。


 イリヌカー(大城)は、大城集落の西側の水場です。


 「イリ」が「西」という意味です。現地では、古い石垣に囲まれています。ゴミ除け用にコンクリートで造られた屋根が付いていますが、これは大正10年に造られたものだとか。


 イりヌカー(荻堂)は、荻堂集落の西側の水場です。


 防護網が張られており、中には水が溜まっていました。住宅街の中にあり、観光客もおらず静かな場所でした。


 アガリヌカーは、大城集落の東側の水場です。


 「アガリ」が「東」という意味です。


 ちなみに沖縄では、「東(あがり)」「西(いり)」「南(ふぇー)」「北(にし)」と方言が残っています。若い方を中心に、言語では減ってきましたが、地名ではしっかり残っていますね。


 湧水群の中では一番大きく、水場というより小さな公園として整備されているようでした。


 南国の生垣が美しいなぁ。


 普天満宮(ふてんまぐう)です。


 狛犬さん。


 普天満宮は、沖縄県宜野湾市普天間1-27-10にある神社です。


 主祭神は、熊野権現と琉球古神道神です。


 ご朱印を頂きました。


 沖縄自動車道に乗って「中城PA(上り)」に立ち寄ります。


 味千ラーメンさんで昼食です。

 後で知りましたが、沖縄ではなく熊本から出店されているお店なのだとか。日本の出店数の10倍以上、海外に出店しているので海外の方が有名なラーメン屋さんかも。

 チャーシューメン820円でした。ご馳走様でした。


 守礼門に到着です。

 扁額には「守礼之邦(しゅれいのくに)」と書かれています。


 園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です。


 琉球石灰岩で造られており、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所です。


 第一の門、歓会門(かんかいもん)です。

 かつて琉球が中国に冊封していた時代に、中国からの使者である冊封使(さくほうし/さっぽうし)を喜んで迎えるという意味合いです。


 曲線の石垣が良いですね。本土の城郭で言えば、大手門という所です。


 第二の門、瑞泉門(ずいせんもん)です。


 第三の門、漏刻門(ろうこくもん)です。

 現地では、門の上の櫓に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計ったと解説がありました。

 かつての琉球貴族もこの門からは籠から降りて、自分の足で歩いたと言われています。

 本土の城郭で言えば、ここから本丸という所でしょうか。


 第四の門、広福門(こうふくもん)です。


 天気が崩れてきていますが、城下が見渡せますね。


 日影台(にちえいだい)です。

 影の動きで時間を計る原始的な機械ですね。といい、時間を正確に知ろうとする意欲が強いですね。


 首里森御嶽(すいむいうたき)です。

 城内に御嶽があるのは勝連城と同様ですね。


 第五の門、奉神門(ほうしんもん)です。

 本土の城郭で言えば、ここからが天守ですね。

 現在、修復中のようですね。


 ここから有料ゾーンです。820円でした。有料ゾーンは撮影禁止の箇所が多いです。


 庭園もソテツ中心ですね。


 建物の中で唯一撮影出来るフロアです。


 琉球王の玉座です。

 中山世土(ちゅうざんせいど)との扁額が目に入りますが、これは中国皇帝から贈られた御書とのことです。


 王座のあるフロアの真下に世界文化遺産【琉球王国のグスク及び関連遺産群】の構成要件の一つ首里城跡が残っています。

 この石垣跡が世界文化遺産で、このフロアはただの記念館です。


 ご当地コーラで一服しつつ、お目当てのメダルゲットです。


 淑順門(しゅくじゅんもん)です。本土における大奥的なフロアです。


 洞窟があります。


 琉球石垣が美しいですね。


 石垣を眺めながら駐車場に戻ります。


 この石垣を攻めるのは大変だな。まっすぐ門を破壊して雪崩れ込むのが良いな、と攻城妄想が進みます。


 井戸跡かな?


 首里城探索お仕舞いです。

 4度目か5度目の首里城だと思いますが、楽しかったです。

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