474.日本7周目その32:鯛生金山に行こう!


 平成30年05月26日。


 道の駅「慈恩の滝くす」からスタートです。


 慈恩の滝から県道を南下して、平成の名水百選【下園妙見様湧水】です。

 下園妙見様湧水は、万年山(はねやま)の湧水で、妙見社の境内から湧き出ています。現在も地元の飲料水や生活用水として活用されているようです。


 コケの付き具合が良いですね。


 県道から西に抜けて、道の駅「水辺の郷おおやま」に立ち寄ります。


 道の駅「小国」に立ち寄ります。


 道の駅「せせらぎ郷かみつえ」に立ち寄ります。


 道の駅「鯛生金山」に立ち寄ります。


 鯛生金山(たいおきんざん)の坑道見学をする事が出来ます。

 私にとっては、佐渡金山、石見銀山についで三つ目の鉱山坑道体験です。


 鯛生金山は、明治31年(西暦1898年)から昭和47年(西暦1972年)にかけて採掘された金鉱山です。

 このハンス・ハンターさん(イギリス人)が大正07年(西暦1918年)に鉱業権を得て、鯛生金山株式会社を設立、近代的な採掘設備を導入して本格的な開発が始まったとのこと。


 江戸時代の開発記録が主体であった佐渡金山と違って、重機が沢山登場するのが鯛生金山の特徴でしょうか。


 鯛生金山は、昭和初期には、佐渡金山を上回る産出量を誇り、全国から約3,000人にも労働者が集まったのだとか。


 のぞいてみてください、とあるので、ドレドレ。


 底が見えないですね。200mほどの深さがあると案内板にありました。


 観光坑道は800mほどあり、のんびり見て回ることが出来ます。


 急に雰囲気が変わってイルミネーションフロアが出てきて驚きました。


 場違いな感じもしますが、色々工夫して集客を増やそうとしているんでしょうね。

 ちなみにこの坑道体験は大人1,030円とそこそこなお値段設定でした。


 今度は、山神社と書かれた幟と小さな社が出てきました。


 雌雄一対の黄金鯛です。

 これは私が子供の頃、当時の首相竹下さんが、各市町村に1億円をばら撒いて「好きに使え」という面白い景気対策を行なった時に造られたものです。

 実際の純金製が飾られていたものの、雄の鯛が盗まれて、犯人が捕まったときには、金鯛は溶かされて売却された後だったとか。

 その後、レプリカの黄金鯛を飾っているのだとか。


 残った本物の雌の金鯛は三菱マテリアルに売却され、金の値上がりによって雌だけで投資額が回収されたとかサイドエピソードがありました。


 熊本県山鹿市に入って温故創生館に到着です。


 続・日本100名城【鞠智城】のスタンプを回収です。


 鞠智城(きくちじょう/くくちのき)は、熊本県の山鹿市と菊池市にまたがる丘陵地にある城跡です。


 現地には、映像などで鞠智城を紹介するシアターなどもありました。


 「続日本紀」の記載によれば、文武天皇02年(西暦698年)に修復したとの記述があり、大変歴史のある古代山城と言えます。


 その後、対朝鮮半島の防衛基地から、食料の貯蔵庫に変更されたと言われています。


 復元がなければ、丘陵の原っぱに見える場所なので、頑張って欲しいですね。


 道の駅「鹿北」に立ち寄って昼食にします。


 毎度おおきに食堂みたいなお店でした。

 地元のおふくろの味「だご汁」推しが凄かったので、食べてみましたが、私の好みではなかったな。ご馳走様でした。

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